バッファローは2026年9月28日、「一部Wi-Fi商品における複数の脆弱性とその対処方法(JVNVU#94863997)|バッファロー」において、同社の一部Wi-Fi製品に重大な脆弱性が存在すると発表した。
対象の脆弱性を悪用されると、遠隔から任意のOSコマンドを実行されたり、サービス運用妨害(DoS)状態にされたりする可能性があるという。
2件の脆弱性、OSコマンド実行やDoSの恐れ
脆弱性の情報(CVE)は次のとおり。
- CVE-2026-86530 - OSコマンドインジェクションの脆弱性。認証された第三者が遠隔から細工したHTTPリクエストを送信することで任意のOSコマンドを実行できる可能性がある(CVSSv4スコア: 8.6)
- CVE-2026-95104 - スタックベースのバッファーオーバーフローの脆弱性。認証を受けていない状態で、遠隔から細工したHTTPリクエストを送信することでサービス運用妨害(DoS: Denial of Service)の状態を作り出す可能性がある(CVSSv4スコア: 8.7)
対象は「WSR-300HP」と「WEX-G300」
脆弱性が存在するとされる製品およびファームウェアバージョンは次のとおり。
- WSR-300HP Ver.2.55よりも前のバージョン
- WEX-G300 Ver.1.71よりも前のバージョン
脆弱性が修正された製品およびファームウェアバージョンは次のとおり。
- WSR-300HP Ver.2.55およびこれ以降のバージョン
- WEX-G300 Ver.1.71およびこれ以降のバージョン
対策済みファームウェアにアップデートを
対象の脆弱性の深刻度はいずれも重要(Important)と評価されており注意が必要。バッファローはデバイス設定の「Internet側リモートアクセス設定を許可する」を有効にしている場合、インターネットから脆弱性の悪用が可能と説明している。
脆弱性を修正したファームウェアが既に公開されており、速やかなアップデートが推奨されている。当該デバイスは工場出荷時の設定で自動更新が有効のため、設定を変更していない場合は自動的に更新される。設定を変更した場合や設定を覚えていない管理者は、ファームウェアバージョンを確認し、必要に応じてアップデートを実施することが望まれる。
