Windows Latestは7月31日(現地時間)、「Windows 11 File Explorer just changed how file sizes work, how to see MB and GB right now」において、Microsoftがエクスプローラーのファイルサイズ単位を改善したと伝えた。
従来は表示モード「詳細」において、ファイルサイズの表示がKB(キロバイト)単位に統一されていた。サイズが小さい場合は問題ないが、マルチメディアコンテンツなどの巨大なファイルを取り扱う場面が増えると不便に感じられるようになった。
Microsoftはこの不便さを解消するため、表示単位にMB(メガバイト)、GB(ギガバイト)を追加。これら3種類の単位を自動的に使い分ける仕組みに改め、サイズの視認性を向上させた。
KB固定からGB・MBの自動表示へ
これまでの仕様では、10GBのファイルが「10,485,760KB」と表示され、サイズを直感的に把握しにくい場面があった。新仕様では10GBのファイルを「10GB」として表示するようになる。一方、小容量のファイルは引き続きKB表示を維持する。単純にKB表記を廃止する変更ではなく、普段利用に適する単位を採用する仕組みに改める。
この改善は7月28日にリリースされたプレビュー更新プログラム「KB5101684」に正式導入された。不具合などが特定されなければ、8月のセキュリティ更新プログラムにも導入される見込みだ。
Microsoftは同機能の段階的な展開を進めており、更新プログラムをインストールしても直ちに利用できるとは限らない。不具合が発生するような内容ではないが、同社は慎重な姿勢を維持している。
今すぐ試す方法
Windows Latestは同機能の展開対象とならなかったユーザー向けに、手動で有効化する方法を公開した。早期に機能を試したい場合は、KB5101684のインストール後に次の作業を実施することで機能を有効にできると説明している。
- サードパーティーツール「Vivetool」を入手する
- ダウンロードしたZIPファイルを展開する
- スタートメニューを右クリック→「ターミナル(管理者)」をクリックして管理者権限のコマンドプロンプトを開く
- 先ほど展開したフォルダーに移動する
- コマンド「./vivetool /enable /id:61014711」を実行する
- 「Successfully」から始まる成功メッセージが表示されたら、コンピューターを再起動する
元に戻したい場合は、「./vivetool /disable /id:61014711」を実行する。なお、Vivetoolは非公式な機能有効化ツールのため、利用は自己責任で行う必要がある。
Windows Latestは、この機能がすべてのユーザーに好意的に受け入れられるとは限らない可能性を指摘。単位の最適化は一般的なユーザーにとって視認性を向上させるが、KB単位に統一されていた方が便利と感じる層もあるためだ。Microsoftは本機能の切り替えオプションを提供しておらず、一部からは不満の声が出るだろうと予想されている。
