Windows Latestは7月14日(現地時間)、「Microsoft just decluttered Windows 11 Search after years of MSN tiles, ads, and trivia」において、Microsoftが新しいWindows SearchをWindows Insider ProgramのExperimentalチャネルに展開したと報じた。
これはWindows 11ビルド26300.8697の隠しオプションとして存在が確認されていた機能。今回は、7月13日に実施されたWindows 11ビルド26300.8772のアップデートにおいて、制御された機能ロールアウト(CFR: Controlled Feature Rollout)を介した本機能の展開開始が確認された。
公式発表:Windows 11 Insider Experimental Preview Build 26300.8772 - Windows Insider Program | Microsoft Learn
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Bing検索を無効化、検索画面をシンプルに
新しいWindows Searchの注目の新機能はWeb検索の無効化サポートだ。従来のBingを使用したWeb検索を無効にし、検索の高速化および不要なコンテンツの非表示に対応する。
Windows Latestの調査によると、今回のアップデートでWindows Searchのホーム画面(ショートカットキー「Ctrl+S」)も刷新されたとのこと。従来は「おすすめ画像」、「トップアプリ」、「トレンド検索」、「おすすめのゲーム」、「Webニュース」などを表示していたが、これらがすべて消え、代わりに最近の検索履歴が表示されるという。
Windows Latestは、これらのWebコンテンツが検索画面の表示速度低下の一因になっていた可能性があると指摘している。
同機能は設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsのアクセス許可」セクションの「検索」から調整できる。また、Microsoft Storeを検索結果に含めるか否かの設定もここから調整できる。
あいまい検索など機能を強化
今回のWindows Searchの改善は、Web検索の無効化サポートだけではない。さまざまな改善が加えられており、全体的な利便性が向上している。主な変更点は次のとおり。
- 検索にヒットした場所が表示されるようになった。アプリ、設定、ローカルファイル、Web検索、Microsoft Storeなどが表示されるようになり、クリック前にリンク先の判別が可能になる
- Web検索およびMicrosoft Store検索を有効にしている場合において、ローカル検索(アプリ、設定、ファイル)の結果が優先表示されるようになった
- 検索結果の行間が広がり、視認性が向上した
- 検索結果がメタデータの表示に対応した。新たにサムネイル、ファイルの場所、最終更新日の表示およびクイックアクションをサポートする
- Web検索を有効にしている場合において、Web検索の結果から広告宣伝コンテンツを削除した
- 検索クエリーの誤字、脱字、余分な文字などの入力ミスに対応し、期待される検索結果が表示されるようになった。さらに「あいまい検索」にも対応し、「pwerp」でPower Point、「tskm」でタスクマネージャーの検索が可能になる
- 低スペックPCの安定性が向上した。Windows Latestの実験では、クラッシュや読み込みの遅延などは確認されなかったという
Experimentalチャネルで提供開始
新しいWindows Searchは、Windows 11ビルド26300.8772に向けて展開が開始された。制御された機能ロールアウトを介した展開のため、アップデートしても直ちに利用できるとは限らないが、今回は機能フラグに対応したことが確認された。
アップデート後、再起動しても新機能を確認できない場合は、機能フラグから強制的に有効にできる可能性がある。手順は次のとおり。
- 設定アプリの「Windows Update」→「その他のオプション」セクションの「Windows Insider Program」→「機能フラグ」をクリック。「Refined Windows Search」、「Searchable System Components」、「Short Query File Search support」の3つを有効(Enabled)に変更する
- 変更の適用をクリックして、コンピューターを再起動する
この機能フラグの設定には管理者アカウントが必要とされる。また、地域によって動作状況が異なる可能性があるという。
Experimentalチャネルのユーザーは7月13日以降、新しいWindows Searchの本格的なテストに参加できる。正式リリースまでのスケジュールは公開されていないが、順調なテストの進行および速やかなリリースが望まれている。

