Windows Latestは7月6日(現地時間)、「Microsoft admits a Windows 11 bug is eating up to 500GB of storage, verify if you are affected」において、Windows 11がストレージを勝手に数百GB消費する不具合の影響を受けているかどうかを確認する方法を伝えた。

これはCapabilityAccessManagerサービスのデータベースファイル「CapabilityAccessManager.db-wal」が際限なく肥大化する不具合の確認方法。影響を受ける環境では空き容量が0バイトになるまで消費される可能性がある。

データベースファイルは直接確認できない

肥大化するデータベースファイル「CapabilityAccessManager.db-wal」は、「C:\ProgramData\Microsoft\Windows\CapabilityAccessManager\」に保存されている。しかしながら、フォルダー「CapabilityAccessManager」はWindowsにより保護されており、通常はアクセスすることができない。

  • CapabilityAccessManagerにアクセスすると拒否される

    CapabilityAccessManagerにアクセスすると拒否される

フォルダーの所有権およびアクセス権を変更してサイズを確認することは可能だが、この作業は安全面から推奨されていない。そこでWindows Latestは次に示す簡単な方法と、確実な方法の2つを紹介した。

簡単な確認方法

Windows Latestが提案する簡単な確認方法は次のとおり。

  • 設定アプリの「システム」→「ストレージ」→「表示するカテゴリを増やす」リンクをクリック→「システムと予約済み」をクリックする
  • 「システムファイル」のサイズを確認する

システムファイルのサイズが100GBを超える場合は、この不具合の影響を受けている可能性がある。この場合は次の確実な方法で検証することが望まれる。

  • 「システムファイル」のサイズを確認する

    「システムファイル」のサイズを確認する

確実な確認方法

Windows Latestが提案する確実な確認方法は次のとおり。

  • スタートボタンを右クリック→「ターミナル(管理者)」をクリックする
  • ユーザーアカウント制御(UAC: User Account Control)が表示された場合は、「はい」をクリックする
  • 次のコマンドを実行する
robocopy "C:\ProgramData\Microsoft\Windows\CapabilityAccessManager" "%TEMP%\CAMCheck" /L /B /R:0 /W:0 /BYTES /NP

このコマンドはダミーのバックアップ作業を実施し、その結果としてフォルダー内のファイル一覧を表示できる。一覧には目的の「CapabilityAccessManager.db-wal」が含まれており、そこにファイルサイズがバイト単位で表示される。

  • robocopyの実行例

    robocopyの実行例

筆者の環境では約60KBのデータベースファイルが構築されており、不具合の影響を受けていないことがわかった。不具合の影響を受けている場合、このファイルサイズがGB単位になるという。

KB5095093で修正、速やかな適用を

この不具合は6月23日にリリースされたプレビュー更新プログラム「KB5095093」にて修正された。不具合の影響を確認した場合は、ストレージの空き容量が不足する前に速やかにインストールすることが推奨される。

インストールは設定アプリのWindows Updateから実施できるが、「ダウンロードとインストール」ボタンが表示されない場合は、次の手順でインストールを行う。

  • 「詳細オプション」→「追加オプション」セクションの「オプションの更新プログラム」をクリックする
  • プレビュー更新プログラム「KB5095093」のチェックを入れる
  • ダウンロードとインストールボタンをクリックする

すでに空き容量が不足してインストールできない場合は、Windows回復環境(WinRE: Windows Recovery Environment)を起動して、手動で復旧させる必要があるという。具体的な手順は、Microsoftのサポート窓口に問い合わせて指示に従うことが望まれる。