Donald Trump(ドナルド・トランプ)大統領が実施する中国訪問に、16人以上の経営者が同行することが明らかになった。Tesla/SpaceXなどのElon Musk(イーロン・マスク)氏、AppleのTim Cook(ティム・クック)氏、BoeingのKelly Ortberg氏などのCEOが参加する中、NVIDIAのJensen Huang(ジェンスン・フアン)氏は当初リストになかったが、直前で合流したようだ。
現職米大統領として10年ぶりの訪中
トランプ氏の一行に加わるのは、マスク氏、クック氏らのほか、QualcommのCristiano Amon氏、BlackRockのLarry Fink氏、BlackstoneのStephen Schwarzman氏などのCEOが名を連ねる。Cisco CEOのChuck Robbins(チャック・ロビンス)氏は招待を受けたが、今週の決算発表と重なるため参加を見送ったと言う。
一方、CNBCによると当初、NVIDIAのフアン氏は今回の代表団に含まれいなかったが、直前で。同氏は過去18カ月で複数回訪中し中国市場との関係維持に努めてきた。米政府の輸出規制により、同社の高性能AIチップは依然として中国市場へのアクセスが制限されたままだ。専門家は「トランプ政権が高性能AIチップの対中輸出を認める可能性は極めて低く、米中間のハイテク分野における切り離しは今後一層進むだろう」と語っている。
トランプ大統領の訪中の焦点の一つは航空機分野だ。Boeingが737 MAX約500機とワイドボディ機数十機を合わせた大型受注を中国から獲得できるか注目されており、実現すれば2017年以来初、史上最大級の航空機受注となる可能性がある。
また、米中間の貿易・投資フォーラム設置や、レアアース輸出を認める休戦措置の延長についても協議が行われる見通しとなっている。各紙の報道によると、トランプ大統領は現地時間13日夜に北京入りし、習近平国家主席と2日間の会談に臨む予定。現職米大統領の訪中は約10年ぶりとなる。