Windows Latestがこのほど、「AI may be coming to Windows 11’s Clock app as Microsoft turns it into a focus tool」において、Windows 11の「時計アプリ(クロックアプリ)」にAI機能が搭載される可能性を伝えた。
これはLaBRI(Laboratoire Bordelais de Recherche en Informatique)の関係者とみられる@gus33000氏のXへの投稿にて明らかになった。Windows Latestはニューラルプロセッシングユニット(NPU: Neural Processing Unit)を使用した複数のAI機能を搭載する可能性があると指摘している。
時計アプリにNPU機能の痕跡、AI統合の可能性
MicrosoftはWindows 11の標準アプリへAI機能を段階的に統合しており、今回の時計アプリもその流れの一部とみられる。
@gus33000氏は開発中とみられる時計アプリの次の画像を掲載。この他には何も言及していないため詳細は定かでないが、Windows Latestはデバッグ用としてのみ利用可能な画面としている。
公開された画像からは、「Insights」タブおよび学習用の生産性アシスタントとしての役割を求めるシステムプロンプトの存在を確認できる。このことから、クロックのフォーカスセッションに、タスクのステップ実行を支援するAI機能を追加する可能性がある。
フォーカスセッションは集中力を高めることのできるタイマー機能。通常のタイマーと異なり、通知およびアラートの一時停止、タスクバーアプリの点滅停止など、集中力の低下につながるWindowsの動作を排除する。
タスクとの連携機能も搭載されており、ここにAI機能を導入することでタスクの細分化や、細分化された各ステップの処理時間の割り当てなどを自動化できる可能性がある。
Microsoftは時計アプリをAI前提で再設計?
Windows Latestは開発バージョンとされる時計アプリの検証記事を掲載している。そこでも本件と同様にタイマー、アラーム、ストップウォッチ、世界時計が存在せず、フォーカスセッションとInsightsのみが存在する時計アプリの画像を掲載している。
@gus33000氏の公開画像と比較して、NPUタブが存在しない違いはあるものの大部分は共通しており、同系統のビルドバージョンであることがわかる。全体的な丸みが強化され、タブの操作性と視認性が改善されていることから、従来とは異なるフレームワークでゼロから再構築したとみられる。
この開発バージョンの出所については情報が公開されておらず、詳細は不明。わからないことがあまりにも多い記事だが、公式に再構築が進められている場合、時計アプリにローカル動作するAI機能が搭載される可能性がある。


