Windows Latestは4月19日(現地時間)、「Microsoft is giving Windows 11 File Explorer a speed boost, dark mode fix, and reducing explorer.exe crashes」において、Windows Insider Programのリリースプレビューチャネルから配布されたWindows 11バージョン24H2(ビルド26100.8313)および25H2(ビルド26200.8313)「KB5083631」に導入されたエクスプローラーの改善に関する独自の調査結果を報告した。
エクスプローラーの起動速度の向上やダークモード時に白く点滅する問題の改善を確認したという。
エクスプローラーは何が変わった?起動高速化と“白い点滅”の解消
「KB5083631」においては、エクスプローラーの起動速度が向上し、ダークモードを設定している場合にウィンドウが白く表示される問題が修正された。
今回新たに導入されたエクスプローラーの起動速度の向上は、かねてより伝えられているプリロードによる高速化ではないとされる。Windows Latestは「エクスプローラー自体を高速化したようだ」と述べており、処理のボトルネックを解消することでパフォーマンスを改善したとみられる。
さらにダークモードを設定している場合に、一瞬ウィンドウが白く表示される問題も修正された。これはタブを新規作成時した際などに、ビュー内部を初期カラーの白でレンダリングする問題。具体的な改善方法は定かでないが、Windows Latestは改善を確認したと報告している。
ほかに何が変わった?アーカイブ対応拡充やクラッシュ改善
KB5083631ではエクスプローラーが標準サポートするアーカイブ形式も拡充された。具体的には「uu」、「cpio」、「xar」、「NuGetパッケージ(nupkg)」のサポートが追加された。Microsoftは今後の取り組みでアーカイブ機能のサポートをさらに強化し、パフォーマンスを改善する予定としている。
その他のエクスプローラーの改善点は次のとおり。
- エクスプローラーのプレビューペインに「とにかくプレビューする(Preview Anyway)」ボタンを追加。インターネットからダウンロードしたファイルのリスクを理解した上で、プレビューを表示できるようにする
- エクスプローラーの検索バーに表示されるアイコンを、Windows 11の標準アイコンに変更した
- エクスプローラーの信頼性を向上。ウィンドウを閉じた際のクラッシュを軽減した
- エクスプローラーの起動方法によらず、表示設定を維持できるように改善した
いつ正式リリースされる?一般ユーザーへの提供時期
これらエクスプローラーの改善は、リリースプレビューチャネルから提供されている最新のWindows 11ビルドに導入された。リリースプレビューチャネルは正式リリース直前のテストバージョンとされ、問題が確認されなければ次回の更新プログラムにて正式にリリースされる見込みだ。
