弥生は4月23日、生成AIを活用した新サービス「弥生のいつでも労務相談AI」の提供を開始することを発表した。このサービスはHRbaseが開発・提供する労務相談に特化したA「HRbase」をOEMとして提供するもので、法改正対応や日々の人事・労務に関する疑問に対し、専門家監修の情報をもとに24時間365日いつでも回答を得られる労務アシスタントAIだ。

有償プランは月額4000円、または年額3万6000円。生成回数は月50回までで、最大1カ月間の無料体験も利用可能。

  • 「弥生のいつでも労務相談AI」を提供開始する

    「弥生のいつでも労務相談AI」を提供開始する

中小企業の6割以上は専任の人事・労務がいない

中小企業においては、人事・労務の専任担当者がいない場合も多く、経営者や総務・経理担当者が本業と兼務しながら労務対応を行う例がある。弥生給与・弥生給与 Next契約者880名に対して実施したアンケート調査では、約85%が従業員数50名未満の企業であり、さらに61.9%が人事・労務の主担当者を置いていないことが明らかになった。

一方で、「顧問社労士に相談するほどではないが、正しい情報を今すぐ確認したい」というニーズは高く、実際に労務上の疑問が生じた際は83.1%がまずインターネット検索に頼っているという結果も出ている。しかし、63.2%が「情報の正確性に不安を感じる」とも回答しており、手軽さと信頼性の両立が課題だ。

弥生はこうした課題を背景に、労務領域に特化したAIソリューションを展開してきたHRbaseの知見と技術を活用し、「弥生のいつでも労務相談AI」の提供を開始。中小企業の労務業務の悩みや疑問にいつでも対応できる環境を構築する。

「弥生のいつでも労務相談AI」の特徴

同サービスでは、HRbaseが蓄積してきた、社会保険労務士や弁護士などの専門家監修資料、公的機関の最新の情報に基づいて生成AIが回答を生成する。各回答には根拠や出典も示されるため、情報の正確性を確認しながら利用できる。

法改正の確認や用語の意味、帳票の書き方、手続きの流れなど、時間や曜日を問わずに相談できる。手続きの流れなど基本的なことから、複雑な実務のことまで、24時間365日、時間や曜日を問わずに相談可能だ。

また、労務相談に加え、「弥生給与 Next」「弥生勤怠 Next」「弥生労務 Next」における操作方法や設定方法を、法令・制度の観点から解説とセットで確認可能。弥生ユーザーの業務フローに即した形でAIによるサポートを提供する。

  • 「弥生のいつでも労務相談AI」画面例

    「弥生のいつでも労務相談AI」画面例