電通とドリームインキュベータは10月27日、インド市場に特化したグロース型コンサルティングソリューション「Go-to-India Solutions」の提供を開始したと発表した。両社の強みを融合し、クライアント企業のインド市場進出や新規事業創出を、戦略立案から実行支援までワンストップで支援する。

  • 電通未来曼荼羅インド版

    電通未来曼荼羅インド版

「Go-to-India Solutions」の概要

インドは世界最大の人口と若く活気ある消費者層を背景に、成長機会が豊富な市場として注目されている。しかし、急速な社会経済のデジタル化に伴い、現地市場への参入やブランド定着化などの課題が顕在化しているという。

「Go-to-India Solutions」は、インドの社会や生活者理解に強みを持つ電通と、現地でのビジネスプロデュースを得意とするドリームインキュベータの知見を組み合わせたもの。電通グループの現地法人である電通インドとドリームインキュベータの現地法人であるDIAI Indiaが連携し、クライアントに伴走しながら事業成長を支援する。

  • サービス例:参入事業領域特定・戦略策定

    サービス例:参入事業領域特定・戦略策定

具体的なサービスとして、「電通未来曼荼羅インド版」を活用した未来の社会や生活者ニーズの探索、革新的な商品や事業のアイディエーションを実施する。また、AIを用いた分析ツールにより、SNSなどの公開情報からスピーディーに市場と顧客の分析を行う。

さらに、B2BおよびB2C企業の双方に対応する市場ニーズや重要成功要因の把握、参入事業領域の特定・戦略策定、実現性のあるパートナーリング戦略の提案まで、一貫したサポートを提供するとしている。

  • ツール例:インド市場マーケティング計画策定支援フレームワーク

    ツール例:インド市場マーケティング計画策定支援フレームワーク