BetaNewsは10月9日(現地時間)、「Windows 10's end of life is only days away - WhyNotWin11 explains why your PC may not qualify for Windows 11 - BetaNews」において、Windows 10のサポート終了まで残り数日まで迫ったと報じた。

Windows 11へのアップグレードを検討するように推奨すると同時に、アップグレード可否の判定にサードパーティ製互換性確認ツールの使用を提案している。

  • Windows 10's end of life is only days away - WhyNotWin11 explains why your PC may not qualify for Windows 11 - BetaNews

    Windows 10's end of life is only days away - WhyNotWin11 explains why your PC may not qualify for Windows 11 - BetaNews

標準の「PC正常性チェックアプリ」よりも優れた確認ツール

BetaNewsはサードパーティ製互換性確認ツールとして、「WhyNotWin11 バージョン2.7.0.0」の使用を提案している。このツールは互換性の有無を回答するだけではなく、CPU、TPM、GPUなどコンポーネントごとに合否を判定できる特徴がある。また従来バージョンよりも大幅な高速化が図られ、ユーザーは最小限の環境でもツールを実行可能とのこと。

  • WhyNotWin11の画面 出典:GitHubの「WhyNotWin11」公式サイト

    WhyNotWin11の画面 出典:GitHubの「WhyNotWin11」公式サイト

ツールを起動するとチェックが実行され、Windows 11の最小システム要件を満たしていない項目が赤色のアイコンで表示される。各項目の説明と簡単な解決策については右端の青いアイコンをマウスホバーすることでツールチップとして表示することができる。

このツールは直接問題解決に導いてくれるわけではないが、PC正常性チェックアプリよりも問題点を把握しやすくなっている。また、一部では改善につながったケースもあるとして評価が高い。公式アプリではないため結果の保証はないが、今からWindows 11へのアップグレードを検討しているユーザーは、調査に活用することが望まれている。