キヤノンは1月22日、35mmフルサイズで4.1億画素(2万4592×1万6704画素)を実現したCMOSイメージセンサを開発したことを発表した。

この解像度はフルHDの198倍、8Kの12倍の24K相当であり、任意の領域を切り出して拡大しても、高画質な映像を取得することができるほか、35mmフルサイズで実現したことで、フルサイズセンサ用レンズと組み合わせて使用することで、撮影装置の小型化を図ることも可能だとしている。

技術的な特徴としては、画素部分と信号処理部分を重ね合わせた裏面照射積層構造の採用や回路構成の見直しなどにより、1秒間に32億8000万画素の高速な信号読み出しを実現し、カラーセンサであっても毎秒8コマの動画を撮影することが可能だという。また、モノクロセンサでは、隣り合う4画素を仮想的に1画素として扱う「4画素加算機能」を活用することで、感度を向上させ、より明るい画像を取得することができ、1億画素で毎秒24コマの滑らかな動画撮影が可能になるとする。

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