Skyは6月5日、シンクライアントシステムの最新版「SKYDIV Desktop Client Ver.6」を販売開始した。

最新版では、出張先やテレワーク中に手元のPCからオフィスのPCを手軽かつ安全にリモート操作できる機能「Remote Access Services」が進化している。

具体的には、部署単位でポリシーや接続上限台数を設定できるようになったほか、Webブラウザ経由で仮想環境にリモート接続可能になった。そのため、ゲートウェイやVPNなどを使わずに接続でき、ラウド事業者がユーザーにクラウド上のサーバに接続してもらう場合などに役立つ。

また、「同時接続数ライセンス」に加えて、ライセンス数に応じて利用料を支払う従量課金の料金形態も選択可能になった。

そのほか、「ファイル無害化連携」機能では、ローカル環境で無害化したデータを仮想環境へセキュアに転送できる機能が追加され、自治体の「βモデル」などで利用しやすくなった。

  • ユーザーへの仮想端末の割り当て、管理を支援する「SKYDIV Desktop Client」