Skyは12月12日、企業・団体向けのクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View Ver.18.1」を開発し、同日から販売を開始したと発表した。

「SKYSEA Client View」は、使いやすさをコンセプトに、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった情報漏洩対策やIT運用管理を支援する機能を搭載しているソフトウェア。サイバー攻撃に対する多層防御や、組織のテレワーク運用を支援する機能なども提供しているほか、他社製品と連携することで、各種対策をさらに強化可能な連携ソリューションも提供している。

今回提供が発表された「SKYSEA Client View Ver.18.1」では、モバイル機器の安全な運用管理を支援するMDM機能や、エンドポイントセキュリティを支援するEDR製品との連携機能が強化されている。

MDM機能の強化により、SKYSEA Client Viewのマスターサーバとモバイル情報中継サーバを1台の物理サーバで同時利用する場合、マスターサーバのアップデート実行時に、モバイル情報中継サーバの更新も同時に行われるようになった。

また、未知のマルウェアを検知する「FFRI yarai」との連携機能「EDRプラスパック」を拡張し、検知されたファイルが安全だと判定(過検出判定)された場合、SKYSEA Client View側で同ファイルの隔離を自動的に解除されるようになった。

そのほか、M1 Cloud Editionに「リモート操作」機能が対応し、テレワーク環境や店舗・現場など、離れた場所で利用しているPCのメンテナンス作業が自席から行えるようになった。