Synspectiveは11月15日、インドを拠点に自然災害に関するリスク分析と環境および持続可能性に特化したソリューションを提供するコンサルティング企業であるGeo Climate Risk Solutions(GCRS)と、インドおよび南アジアにおける重要インフラおよび鉱業領域向けのリスク分析ソリューションに関する新たなパートナーシップを締結したことを発表した。

今回のパートナーシップの下、両者は連携して重要インフラと鉱業に特化したリスク分析ソリューションを提供し、同地域でのネットゼロに向けた取り組みを加速させるとしている。

また、GCRSは、Synspectiveが開発・運用する小型合成開口レーダー(SAR)衛星によるデータを活用し、炭化水素輸送用パイプラインや水道管、道路、鉄道を含む重要インフラ周辺の地盤沈下/変動を計測・監視を実施するという。さらに、両者はSAR衛星データによって地上のバイオマスを推計する可能性を検討し、洪水や地滑りを監視するためのニアリアルタイムな予測モデルの開発を目指すとした。

今回のパートナーシップ締結について、GCRSのG Prasad Babu CEOは、「Synspectiveとのパートナーシップは、SAR衛星の技術と当社のリスク分析ソリューションの融合に焦点を当てたものであり、重要インフラの保全やカーボンオフセット、災害リスク軽減のための持続可能なソリューションを提供します。私たちは、それぞれの知を融合することで革新的なモデルを提供するグローバルリーダーを目指します」とコメント。

また、Synspectiveの新井元行創業者兼CEOは、「当社が提供するSAR衛星ベースのソリューションとGCRSの経験と専門的ノウハウの融合はまさに理想的な組み合わせであり、インドひいては南アジアにおける公共事業や鉱業、鉄道などさまざまな業界のクライアントに多くのメリットをもたらし、より強靭で持続可能なコミュニティの構築に貢献するものと確信しています」と述べている。

  • Synspectiveの小型SAR衛星の軌道上でのイメージ

    Synspectiveの小型SAR衛星の軌道上でのイメージ (出所:Synspective Webサイト)