アイデンティティーは9月14日、 ITフリーランスエンジニアの案件・求人サイト「テクフリ」のデータベースをもとに調査した、2022年8月における案件の市況感を発表した。

調査対象は「テクフリ」に登録された全人材・案件、 同社が保有する全案件・全人材データで、対象数は人材8,000名以上、 案件1万7,000件以上。対象期間は2008年8月8日~2022年8月31日。

職種別の新規案件数を月別に見ると、 7月も8月もトップ3は、上からサーバサイド、フロントエンド、インフラエンジニアとなっている。ただし、累計案件数ランキグにはランクインしていない「iOSエンジニア」が7月・8月と連続でランクインしていることがわかった。

  • 職種別案件数 資料:アイデンティティー

職種別平均単価を月別の新規案件数で見ると、7月はトップがデータ基盤エンジニアだったのに対し、8月は機械学習エンジニアとなっている。同社は注目すべき点として、職種別平均単価において、 累計案件数ランキングにはランクインしていない「Salesforceエンジニア」が、7月・8月と連続でランクインしている点を挙げている。

  • 職種別平均単価(円/月) 資料:アイデンティティー

8月新規案件の平均単価は75.0万円と、 累計案件平均単価の70.3万円より5万円ほど高くなったという。