米国半導体工業会(SIA)は9月6日(米国時間)、2022年7月の半導体産業の売上高(3か月移動平均)が前年同月比7.3％増、前月比2.3％減の490億ドルとなったことを発表した。

  • 半導体市場の月間売上高推移と前年同月比増減率

    半導体市場の月間売上高推移と前年同月比増減率。最新データは2022年7月 (出所:SIA/WSTS)

SIAのプレジデント兼CEOであるJohn Neuffer氏は、「7月の半導体市場は引き続き好調で、前年同月を上回ったものの、市場の成長はここ数か月で大幅に鈍化しており、前年同月比の成長率も2020年12月以来で初めて1桁台に落ちた。一方で北米市場での売上高は前年同月比20.9％増と、すべての地域をリードしている」と述べている。

なお、国・地域別に見ると、前年同月比では、米州が20.9％増、欧州が15.2％増、日本が13.1％増、アジア太平洋/その他すべて地域が4.1％増、中国が1.8％減となったほか、前月比では、米州が2.3％減、欧州が2.7％増、日本が0.6％増、アジア太平洋/その他すべて地域が3.5％減、中国が3.5％減となっている。