第一生命保険は5月27日、例年開催している「サラリーマン川柳コンクール」の第35回のベスト10を発表した。今回の応募総数は6万2,657句で、前回の6万2542句を上回る結果となった。

今年1月、応募総数の中から全国優秀100句を発表、以降、これらについて、ベスト10を選ぶ投票が行われていた。

今年は、まん延防止等重点措置による時短営業が求められる中、コロナ禍の暮らしを、かつての人気番組のタイトルと掛けた作品が見事グランプリを獲得。サラ川ファンの中には当時番組を視聴していた人も多く、コロナによる暮らしの変化をユーモラスに表現した秀逸な作品に共感の声が多数寄せられたという。

  • 第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』ベスト10 資料:第一生命保険

また、マスク文化ならではの“あるある”を詠んだ作品が数多くランクインし、毎年恒例の健康を省みる作品や流行語を取り入れた川柳は今回も多くの支持を集め、ベスト10にランクインした。

  • 第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』ベスト11~100 資料:第一生命保険

そのほか、今年は、職場での“あるある”をコロナウイルスとかけた作品が全世代のベスト3にランクインした。働いている中で、誰しも一度は経験したことのある、仕事でのワンシーンを巧みに詠んだ作品に、「まさに私の上司そのもの!」「今の職場の状況そのもの」といった共感の声が寄せられたとのことだ。

  • 第35回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』年代別ベスト3 資料:第一生命保険