JR東日本、JR東日本スタートアップ、西武ホールディングスは4月26日、「JR東日本スタートアッププログラム 2021」の採択企業であるPETOKOTOと連携し、新幹線ペット専用列車の運用実験と軽井沢でのツーリズム企画を5月21日から1泊2日で実施すると発表した。

愛犬との列車移動は通常、ケージに入れる必要があるが、今回は往路の新幹線乗車後約40分間を「ファミリータイム」とし、愛犬をケージから出すことができる。軽井沢解散となるため、復路で新幹線を利用する場合は、 通常列車となる。

実証実験では、PETOKOTOが持つノウハウや獣医療知識に基づいた清掃方法を実施する。ツーリズムには、PETOKOTOのペット専門家チーム(獣医師・トレーナー) が同行する。

ツーリズムに使用する車両は貸し切り列車とし、被毛対策の徹底と共に、終了後は車庫に格納後、アレルギー対策として獣医師の指導に基づいた特別清掃をする。

JR東日本グループは、列車内でも愛犬とのリラックスした時間を一緒に過ごしたいという要望への対応、ペットとの共存を目指し、同ツーリズムを企画したという。