岡山大学は4月22日、大学拠点接種にて行われた武田/モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの3回目接種後の副反応の頻度を評価する調査についての中間報告を行った。

今回の調査では、中間報告として2022年3月16日から2022年4月11日の間に回答した同大教職員および学生の合計1256人分を集計したという(回答割合は約34%)。

それによると、接種後の副反応の出現割合については、以前行った大学拠点接種における武田/モデルナ製ワクチン初回接種後副反応調査の2回目接種後の副反応と比較し、局所反応・全身反応とも副反応出現割合は減少していたという。例えば、2回目接種後は37.5度以上の発熱は88.%であったが、3回目接種後の発熱は66.2%となっていたという。

また、3回目接種後の副反応は接種翌日まで続いた割合が最も高い一方、接種3日目以降まで持続する割合は低くなっていることが示されたほか、年齢別の比較では、年代別の回答者数の多寡により影響を受けていたとするものの、年齢が若いほど、発熱の出現頻度が高くなっていることが示されたとする。

ただし、3回目接種後の各局所副反応の強さを2回目接種後と比較すると、局所反応・全身反応とも、軽かったという回答が、重かったという回答より多くなっていたとするほか、副反応全般では、6割程度の人は2回目接種と比較して軽かったと答えたという。

なお、今回の研究を行った同大 学術研究院医歯薬学域(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野)の頼藤貴志 教授は、「武田/モデルナ社製ワクチンは副反応の頻度の高さが心配されていますが、接種量が半分になったこともあり、3回目接種では2回目接種後と比べて副反応の頻度が少なくなっており、多くの方が副反応は軽くなったと回答していました。また、大体の副反応は接種翌々日には落ち着いています。接種を考える際の判断や準備の参考にしていただけますと幸いです」とコメントしている。