ジー・サーチは4月4日、技術テーマやプレイヤー、業界動向などの研究戦略における分析作業を支援する「JDream Innovation Assist」（ジェイドリーム イノベーション アシスト）を2022年5月1日より提供開始することを発表した。

同サービスは論文や特許による技術分析に新聞記事を加えて、技術戦略、研究戦略、販売戦略の策定に必要なナレッジを提供する。論文などのファクト情報に新聞記事を追加することで専門的な技術情報も理解が促されるという。開発および販売の双方向から活用できる技術情報の分析サービスだ。

  • 検索テーマごとの分析シナリオに基づく可視化機能

「技術動向」「プレイヤー・競合」「特定機関」「特定研究者」の4テーマに対し、国内外の学術文献データ「JDreamⅢ」、国内出願の特許文献データ、日刊工業新聞記事の3つの情報源から分析結果を提供する。特定の技術を研究から市場化までの流れで可視化する年表化や、新聞タイトルから技術トピックスを表示する機能などを備える。

また、可視化するグラフの種類や表示軸はカスタマイズ可能なため、任意の高度な分析にも対応する。カスタマイズしたグラフは個人専用のお気に入りとして登録可能とのことだ。さらに、検索結果とグラフは連動しているため、内容を確認しながら必要な情報を効率よく収集し分析可能だとしている。なお、同サービスは年間固定料金での提供となり、詳細な価格は個別の見積もりが必要。

  • 「JDream Innovation Assist」の主な機能のイメージ