DataRobotは3月9日、コード中心のデータサイエンティスト向けにAI Cloudプラットフォームを拡張する包括的なサービス「DataRobot Core」を発表した。

「DataRobot Core」は、データサイエンティストにビジネスでAIを活用するための柔軟性を提供し、スピーディーな実験と価値創出のための包括的機能を提供するという。また、AIによる明確なビジネスインパクトをチームがより効率的かつ効果的に推進できるようになるとのことだ。

同サービスは、プラットフォームの機能として、組み込みノートブックによる統合環境、コーディング中心のモデル生成とモデルの自動生成をシームレスに組み合わせた Composable ML、プログラムによるAI Cloud プラットフォーム全体へのアクセスを可能にするオープンな APIなどを提供する。

また、アクセラレーター、サードパーティーとの連携、ライブラリの豊富な組み合わせにより、AIの導入を促進するほか、同社のデータサイエンティストチームや業界の専門家、同社の顧客で構成されるコミュニティメンバーの知識を活用することが可能。

「DataRobot Core」と同時にリリースされたAI Cloud プラットフォーム​の最新版「DataRobot 7.3」は、データサイエンチームが追加設定なしでさまざまな種類のデータに柔軟に対応できるため、ユーザーは画像による異常検知を行うとともに、Text AIの活用も可能となる。クラスタリング、時系列セグメントモデリング、マルチラベル分類といったツールも提供している。