NTTデータ先端技術は10月8日、米ServiceNowのデジタルワークフローである「ServiceNow」を使用し、ITサービスマネジメント領域における課題を解決する「ITサービスマネジメント導入支援サービス」を、同日から提供開始すると発表した。

「ITサービスマネジメント導入支援サービス」は、ServiceNowの持つIT運用管理の強みと、同社が培ってきたIT運用管理に関するノウハウやDXに関する知見を組み合わせたサービス。

ServiceNowのDiscovery機能を用いて、複数システムのOS・ミドルウェア・アプリケーション情報を自動的に収集・管理するとともに、アプリケーション・ミドルウェアの脆弱性チェックも行う「INTELLILINK 構成情報活用サービス」、顧客が各部署に配布しているPCの管理作業をServiceNow上で提供する「INTELLILINK IT資産管理サービス」、ServiceNow利用に際する問い合わせ対応やバージョンアップ等の情報提供を中心とした「INTELLILINK ITサービスマネジメント保守サービス」を提供する。

加えて、ServiceNowと顧客のICT環境をVPNにより閉域接続する「ServiceNow Secured over VPN」(NTTコミュニケーションズ提供)や、ServiceNow導入および「Now Platform」をセキュアにつなげるクラウドアクセスサービス(LGWAN-ASP)の導入やサポートを実施する「R-Cloud Proxy for ServiceNow」(両備システムズ提供サービス)といった、システム導入前から保守まで対応する多様なサービスラインナップを取り揃える。

NTTデータ先端技術は同サービスの提供において、ServiceNow展開に則り、ITサービスマネジメント導入におけるIT運用領域のDX投資最適化支援等の企画・構想策定およびITILに準拠したIT運用管理導入支援体制、および顧客への「NTTデータServiceNowモジュールセット(IT運用自動化/IT運用無人化のアプリケーションパッケージ群)」導入支援体制を強化し、顧客のIT運用領域のDX化に寄与するとしている。