シャープは1月29日、同社のスマートオフィスサービスである「COCORO OFFICE(ココロオフィス)」に対応する65V型4Kタッチディスプレイ「BIG PAD」(BP-X1PN65)を2021年2月に発売すると発表した。価格はオープンプライス。月産台数は100台。

  • 製品の外観と利用イメージ

  • TeleOfficeのイメージ

新製品には、COCORO OFFICEを1年間利用可能なIDが、企業ID×1及びユーザーID×5付属する。クラウド型Web会議サービスである「TeleOffice」のCOCORO OFFICE版アプリを標準搭載しており、COCORO OFFICEのIDで1年間は追加費用無くWeb会議を利用可能で、テレワーク中の従業員との打ち合わせや顧客とのリモート商談などに利用できる。

  • マルチOS対応のワイヤレス接続機能

また、ホワイトボードアプリ及びマルチOS対応のワイヤレス接続アプリを搭載する。専用アプリをインストールしたPCやタブレット端末の画面をワイヤレス接続により表示でき、同製品の画面をタッチして接続しているWindowsまたはmacOSの端末の操作も可能という。フルスクリーン表示に加え、4画面の分割表示にも対応する。各種アプリは内蔵のコントローラーにプリインストールしており、PCなどが無くてもすぐに利用できるとのこと。

  • 65V型高精細4K液晶パネルのイメージ

さらに、大画面65V型の高精細4K液晶パネルを搭載しているため、小さな文字や図表、地図に加えて、デザイン画や設計図面なども細部まで鮮明に表示するとしている。タッチパネル表面のガラスには抗菌加工が施される。

また、PCのセキュリティ対策や勤怠管理、ワークフローシステムなど、COCORO OFFICEが提供する各種サービスもオプションで導入可能。同製品やサービスに関する問い合わせやサポートは、COCORO OFFICE専用の窓口がワンストップで対応するとのことだ。