電通は1月7日、これまで個別案件ごとに対応してきたスタートアップ企業向け事業成長支援サービスを体系化し、2019年1月から主にメディアやプラットフォーマー事業者向けの「360度事業支援サービス」として本格化させると発表した。

「360度事業支援サービス」は、スタートアップ企業向けのメンタリングサービスやアクセラレーションプログラム、グロースハックプロジェクトなどのソリューション通じて蓄積した知見・ノウハウを体系化し、主にメディアやプラットフォーマーなどのスタートアップ企業が抱える企業課題に対応するもの。

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具体的には、Strategy・Communication・Infrastructureという3つの観点でサービスラインを構築し、課題やニーズに合わせてソリューションを組み合わせ、それを有機的につなぎ合わせながら事業成長支援を行っていくという。

なお、同社はこの推進のため、事業成長支援の専門家からなる社内組織「電通グロースデザインユニット」(以下「DGDU」)を立ち上げている。

今後同社は、それぞれのスタートアップ企業が置かれたビジネス環境や課題を踏まえ、柔軟にサポート体制を構築し、マーケティングや広告コミュニケーションを生業としてきた企業ならではのサービスを提供していくという。