三菱ガス化学は7月12日、半導体の製造工程で使用される超純過酸化水素の製造・販売を行う連結子会社であるMGC Pure Chemicals Americaの新工場を、米国オレゴン州およびテキサス州の2カ所に新設することを発表した。建設計画の総投資額は6,000万ドル以上で、工場はどちらも2019年に生産開始予定。

現在、同社グループは、国内3拠点(四日市、山北、佐賀)、海外4拠点(韓国、米国、シンガポール、台湾)に超純過酸化水素の製造拠点を構えている。

超純過酸化水素は、主に半導体のウエハやデバイスの製造工程で、洗浄・エッチング・研磨剤として使用される。同社は、昨今の半導体の微細化に伴い、より高品質な薬液の要求が高まっていることや、IoTやAIによる用途拡大により、半導体市場は長期的に成長していくという予想から、特に需要が拡大している北米市場での新拠点の建設計画に至ったとしている。