テクノジムジャパンとフリーダムアーキテクツデザインは、テクノジム社のフィットネス商品のBIMモデルRUN PERSONAL、UNICA他をフリーダムアーキテクツデザイン社が運営する「建築知識研究所]」にて一般提供を開始したと発表した。

テクノジムBIMモデル使用例イメージ

今回共同制作されたフィットネス商品のBIMモデルは、同社によればオートデスクのBIMソフトウェア「Autodesk Revit」に対応した国内初のモデルで、今回のモデルデータを使うことで、誰でもBIMでのホームジム設計が可能になる。また、Autodesk社のクラウドサービス「Autodesk LIVE」と連携することで、設計段階からホームジムのリアルなVR体感や日の入り方のシミュレーションも可能になるということだ。

フリーダム社では、年間約400棟の注文住宅をデザインしているが、近年ホームジムの要望が非常に増えているという。しかし、ホームジムを構成する商品は想像以上に大きさや動線の考慮が必要になったり、生活の中でのつながりが求められたり、図面やパースのみでは、施主との空間構成のリアルな共有が難しい現状があった。今回提供された、フィットネス商品BIMモデルを設計に活用することで、設計段階からフィットネス商品のリアルなサイズ感や、景色をみながらトレーニングといった生活の中での空間のつながりを、VRでリアルに体感することができ、リアルな空間共有、検討が可能になる。また、施主と設計者や協力会社が事前にリアルの空間を共有し、問題点の改善や意思決定を行うことで、早い段階から設計品質を高めていくことが可能になるということだ。

なお、BIMデータは建築知識研究所テクノジム社商品ページからダウンロードすることができる。