富士ソフトは1月27日、SYNCNELの全事業譲受に関する事業譲渡契約を締結したと発表した。これに伴い、SYNCNELのiPad対応ファイル配信クラウドサービス「SYNCNEL」の提供を2月1日より開始する。

「SYNCNEL」は、イントラネットのシステムやファイルサーバとの連携が可能で、電子カタログシステムとして利用できるほか、電子会議の機能も有する。また、「柔軟な配信ルール設計」「Read/Write権限制御」「キャッシュ期限設定」「デバイスのアクセス制限」などに対応しており、セキュリティ機能も充実している。

「SYNCNEL」のシステムイメージ

今回、デザインカタログの配信・管理や既存システムとの連携を強みとする「SYNCNEL」の提供を開始することで、会議や営業、外出先などのあらゆるビジネスシーンで効果的な情報共有のためのトータルソリューションとして、最適なサービスをユーザーへ提供するという。

SYNCNELの価格は、端末ごとのライセンス体系になっており、1万2000円(1~10台)から。ディスク容量価格は1Gまで無料、1GB追加ごとに月額1000円となっている(すべて税別)。