産経新聞社、日本美術協会 上野の森美術館は、光を駆使した体験型の現代アート展「光のイリュージョン 『魔法の美術館』 ~Art in Wonderland~」を開催する。会期は9月6日~10月6日、開場時間は10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)。会場は東京都・上野の上野の森美術館。入場料は一般・大学生1,200円、小・中・高校生600円。

アトリエオモヤ 《光であそぶ》(c)Atelier OMOYA

緒方壽人/五十嵐健夫《another shadow》(c)hisato OGATA/takeo IGARASHI

パーフェクトロン《inside-out》(c)Perfektron Photo: Keizo Kioku / ICC

同展は、日本で活動するアーティスト11組が制作した、光をモチーフとした作品を計19点展示するもの。この企画展はこれまでに全国18会場を巡回し、累計約50万人を動員したもので、東京都内では初開催となる。

また、多様な手法で作られた作品が展示されているが、先端技術を駆使したアートは「見る・触る・参加する」といったテーマを元に、インタラクティブ性を重視した作品をラインナップ。その一例として、真鍋大度/比嘉了による「《happy halloween!》」は、カメラの前に立った鑑賞者の顔を動画で撮影し、映像をリアルタイムでコンピューター処理して仮装メイクを施すものとなっている。

プラプラックス(近森基/久納鏡子/筧康明/小原藍)《Kage's Nest》(c)plaplax

松村誠一郎《Hop Step Junk》(c)seiichiro MATSUMURA 協力:東京工科大学デザイン学部

真鍋大度/比嘉了《happy halloween!》(c)daito MANABE/satoru HIGA

なお、参加アーティストはアトリエオモヤ、緒方壽人、五十嵐健夫、児玉幸子、小松宏誠、パーフェクトロン、プラプラックス(近森基/久納鏡子/筧康明/小原藍)、細谷宏昌、松村誠一郎、真鍋大度/比嘉了、宮本和奈、森脇裕之(計11組)。