サイバー・コミュニケーションズは5月9日、米OpenX Technologies社 (以下OpenX社)と提携して運営するオンラインアドエクスチェンジ「OpenX Market Japan」において、スマートフォンやタブレットを含めたマルチデバイスへの対応を開始すると発表した。

同社はOpenX社と日本での独占契約を結びオンラインアドアドエクスチェンジ事業を展開しており、国内外の主要なDSP事業者との接続はすでに完了済み。配信可能な広告在庫は、法人メディアを中心に月間30億インプレッション以上に拡大しているという。

今回、OpenX社による提供プラットフォームのマルチデバイス化に伴い、PCディスプレイだけでなく、スマートフォンやタブレット端末に対しても、リアルタイムオークションベースのオンラインアドエクスチェンジ・サービスの提供が開始される。これにより、広告会社などのデマンドサイドも、マルチデバイスの広告在庫を一元的に購入できるようになる。

同社は今後、東南アジアにおいてもOpenX社と共同でオンラインアドエクスチェンジ事業を展開する考え。