女性のための快適住まいづくり研究会の評判・口コミは?【女性FP】がメリデメや注意点を解説

女性のための快適住まいづくり研究会は、世の中の女性のためにマンションのかしこい購入術などのノウハウを提供している一般社団法人です。

しかし「不動産会社の客寄せではないか」「強引な勧誘があるのではないか」など不安に感じる点もあるでしょう。

この記事では、女性のための快適住まいづくり研究会の口コミ・評判を、実際にセミナーに参加した人のアンケート結果をもとに、詳しく解説します。

口コミ・評判だけでなく、女性のマンション購入のメリット・デメリットや注意点について、女性ファイナンシャルプランナーによる解説も紹介します。

女性のための快適住まいづくり研究会に参加するか迷っている人や、マンションの購入を検討している女性は、ぜひ参考にしてください。

本記事の監修者

保育士、営業事務の仕事を経て、ファイナンシャルプランナーに。 独身、子育て世代から定年後の方まで相談を受けて、17年目になります。 主婦FPとして、等身大の目線でのアドバイスが好評です。 個別相談を主に、マネーセミナーも定期的に行っているほか、お金の専門家として、テレビ取材なども受けています。 人生100年時代の今、将来のための自助努力、今からできることを一緒に考えていきましょう。

編集部

本記事では、信頼性の高い声をお届けするために、家とお金の専門家である現役FPに直接オンライン取材を実施しました。ぜひ参考にしてください。

目次

女性のための快適住まいづくり研究会の口コミ評判

マイナビニュース不動産査定編集部では、実際にセミナーに参加した人から寄せられた口コミを調査しました。

利用者だからこそ感じたリアルな評判を見ていきましょう。

※口コミは、女性のための快適住まいづくり研究会セミナー参加者のアンケートから抜粋

女性のための快適住まいづくり研究会の良い口コミ

自分の条件と現実的な取捨選択のギャップがわかってきたので勉強になった。

金利、住宅ローンの種類や注意点、税金について理解できた。
自分の理想を100%満たせるマンションはなかなか見つからないという言葉が印象に残りました。

講演は2回目ですが知識・内容ともに素晴らしいと思います。勉強になりました。

最近のマンション価格は値上がりにより購入は難しいと思っていましたが、講演をお聞きし少し意欲が湧きました。

さまざまなテーマで幅広く話が聞けた。
300万円を頭金で払うか、1年後に払うか、10年後に払うかという話が一番面白かったです。

現在の状況(金利やマンション価格、政治情報など)を踏まえた内容だったため説得力があった。

女性のための快適住まいづくり研究会の悪い口コミ

質疑応答がなかった。興味のないエリアのマンションの話や、すでに会員登録済みなのに記入の時間が長く感じた。

資料が多く、どの部分を話しているのかわからないことがあった。タイムスケジュール(休憩がないなど)を知りたかった。
よりよくわかったことが多くあったので参加して良かったが、わからない・知りたいところはやはりわからなかった。ゆっくり詳しく聞きたいが、人が多いので難しい。

女性のための快適住まいづくり研究会の口コミまとめ

女性のための快適住まいづくり研究会のセミナーでは、現在の世界情勢を踏まえたタイムリーで現実的なマンション購入術が学べる点で満足度が高いようでした。

特にコロナパンデミックや東京オリンピック後は、マンションの需要は高まる一方で供給が間に合っておらず、物件価格は年々高騰が続いています。

セミナーでは、自分で調べるだけでは辿り着けない最新情報も入手できるため、2回・3回とリピートして聞きにくる人も多いようです。

しかし、集団でおこなわれるセミナーでは個別質問が躊躇われたり、自分が聞きたいこと以外の部分の説明が長く感じるケースも見られました。

セミナー受講後には個別面談も可能なので、その際により詳しい質疑応答をできるよう、まずは自分の疑問点を洗い出す目的でセミナーを利用するのもおすすめです。

女性のための快適住まいづくり研究会のセミナー(基礎編)の流れを紹介!

実際の基礎編のセミナーの流れについて、ここでは解説します。

  1. 現在のマンション市場価値や将来性について(約20分)
  2. マンション購入の理由やきっかけとは(約5分)
    POINT:「老後の不安」を考えて購入を決める人が多い!今の分譲マンションは耐久性が高く高品質なので、資産として残しやすい。
  3. マンション購入の流れ(約5分)
  4. 自己資金の使い方やローン・諸費用について(約35分)
    POINT:低金利時代の今、手元資金は残して全額ローンを組む人も多い。年齢・金利リスクを考えて、頭金を貯めるために先延ばしにするのは危険!現在は女性にメリットの多い住宅ローンもできている。
  5. マンションの買い時とは(約5分)
    POINT:賃料査定よりもローンの返済額のほうが低い時が買い時!
  6. 返済計画・シミュレーションについて(約15分)
    POINT:家賃と違いローンには終わりがある!繰り上げ返済することで返済総額を減らすこともできる。経済変動に備え、ボーナス払いはおすすめしない。
  7. 安心・安全に暮らせるマンションの選び方(約20分)
     POINT:日本は地震大国。耐震構造だけでなく、地盤をチェックすることが重要!
  8. 女性のライフプランの変化について(約15分)
     POINT:結婚や転勤などでマンションが必要なくなった場合、賃貸・売却に向けて周辺開発や人口推移などを把握しよう。今後、価値が上がりやすい3要素は「再開発×新駅×新路線」。
  9. 物件見学の流れや紹介特典について(約20分)
  10. 本日の教材物件、モデルルームの一例紹介(約10分)
編集部

基礎編は、なぜ今マンション購入がおすすめなのか、女性のライフプラン変化に合わせたマンション購入術など、まだ購入意思が定まっていない人のための講習内容です。
お菓子やお茶なども振る舞われ、最後に個別相談も可能なので、ぜひ気軽に参加してみてください。

女性のための快適住まいづくり研究会の特徴

※画像引用元:一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」公式サイト
団体名一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会
設立1991年
代表者小島ひろ美
所在地【銀座マンションライブラリー】
東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア 11F【自由が丘サロン】
東京都目黒区自由が丘2-9-6 Luz 自由が丘8F【大阪マンションライブラリー】
大阪府大阪市北区芝田 1-14-8 梅田北プレイス 10F【名古屋マンションサテライト】
※オンライン専用
サービス開始年1991年
主な活動内容「女性が生涯にわたり安全で快適に幸せに暮らせる住まいづくり」の調査、研究、企画提案
・セミナー&イベント開催
・マンションの企画協力
・ライフスタイル・プランニング
公式サイトhttps://kaiteki.gr.jp/

一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」は1991年に設立され、2023年において32年の運用実績を誇ります。

女性が快適で安全に暮らせる住まいを、一級建築士やインテリア・コーディネーターなどの専門家とともに研究し、大手不動産会社や建設会社に企画提案するのが主な活動です。

また、一般向けのライフスタイルプランニングやセミナーを通じてマンション購入を支援しています。

会員制ですが登録料・相談料・紹介料は無料。会員の声を活かしたマンションの企画提案もおこなわれるため、法人と会員の双方にメリットがある関係といえます。

代表者自身がライフスタイル・コーディネーター、宅地建物取引士、相続診断士の資格を有しているのも特徴です。

「女性のためのマンション購入ガイド」など著書も多数あるため、会員登録にハードルを感じる人は書籍を手に取ってみるのもよいでしょう。

なお、一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」は不動産会社ではありませんが、中古マンションの紹介は受けられます。マンション購入の意思が高まった場合は、物件選びまでワンストップで相談できるため便利です。

女性のための快適住まいづくり研究会を利用するメリット

女性のための快適住まいづくり研究会に会員登録する主なメリットは次の4つです。それぞれを詳しく見ていきましょう。

マンション購入に関する知識が身につく

安全で快適なマンションを購入するための知識として、次のような情報を提供しています。

  • 基礎工事・建物構造のチェックポイント
  • 税金・住宅ローンの基礎知識
  • 資金計画の立て方
  • おすすめのマンション情報

東京・大阪・名古屋のマンションライブラリーやサロン、マンションサテライトでは、定期的に講座やセミナーを開催しています。

オンラインで受講できる入門編などもあるので、マンション購入を具体的に考えていない人も、準備段階として知識を身につけられるでしょう。

また、スタッフ同行のモデルルーム見学や短期間で受講可能なMiniセミナーなどもあります。

セミナー受講後は個別相談も受けられるので、疑問や不安の解消に有用です。

仲介手数料の割引など会員特典が充実

無料の会員登録をおこなうと次の特典を受けられます。

  • マンション購入に使える紹介状クーポン(5万円以上)※提携不動産会社より提供
  • マンション売却時に仲介手数料30%を割引サポート
  • 一部のセミナー、イベントに無料で参加できる
  • マンションライブラリーやサロンで情報や資料を自由に閲覧
  • 企画協力・特別推薦マンションの資料が無料
  • 個別相談を何度でも無料で受けられる
  • 企画マンションの先行案内・優先登録

入会金・年会費などが無料にもかかわらず、提携不動産会社から特典が受けられる紹介状クーポンの発行や売却時の仲介手数料の割引サポートなどの特典があります。

マンション購入に必要な知識を得られるだけでなく、金銭的にもお得なのは魅力です。

さらに、個別相談(ライフスタイル・プランニング)を回数制限なく無料で利用できるのも大きなメリットです。

一人ひとりのライフスタイルに合わせた資金計画やマンションの選び方などを専門家に相談できます。

女性向けマンションを紹介してもらえる

女性のための快適住まいづくり研究会では、女性のマンション購入に世間の関心がなかった時代から支援してきており、さまざまな実績とノウハウがあります。

女性のニーズにかなうマンションを熟知しているため、快適で安全な物件を紹介できるのが強みです。

会員特典でもあるライフスタイル・プランニングでは、専門資格を保有するプランナーが親身になってアドバイスしてくれます。専門資格は次のとおりです。

  • 宅地建物取引士
  • 相続診断士
  • 住宅ローンアドバイザー
  • ライフスタイルコーディネーター
  • 二級建築士

研究会が企画提案した物件だけでなくおすすめの物件や不動産会社、物件の選び方も教えてくれるので、多様な選択肢から自分に合うマンションを選べるようになるでしょう。

スタッフ同行のモデルルーム見学会もあるため、一人で不動産会社やモデルルームに行くのが不安な人におすすめです。

強引な営業がなくて安心

企画提案した物件が会員の希望と合致していれば紹介されることもありますが、基本的に強引な営業・勧誘の心配はありません。

あくまでも一般社団法人(※)として公平な立場で物件や不動産会社を紹介するのが女性のための快適住まいづくり研究会の特徴です。

実際に会員10万人のうち、マンション購入に至ったのは3分の1にとどまっています。

つまり、それぞれが自分のタイミングでマンションを購入するためや、情報収集しながら知識を蓄えるために利用している人が多いということです。

売ることを目的とした不動産会社ではなく、調査・研究・企画提案・情報発信を事業主体とする一般社団法人だからこその体制といえるでしょう。

(※)一般社団法人:営利を目的としない法人。利益を得ることは可能だが株主や出資者に分配できず、利益分は翌事業年度への繰り越しまたは事業目的の達成・遂行のために使われる。

女性のための快適住まいづくり研究会を利用するデメリット

女性のための快適住まいづくり研究会に会員登録することで、いくつかのデメリットもあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

企画提案した物件を紹介される

紹介される物件のなかには、 企画提案した物件が含まれていることを理解して参加すべきといえます。

商売気が少しでもあるサービスを避けたい人は抵抗を感じることもあるでしょう。

ただし、ライフスタイル・プランニングやセミナーなどの開催は客寄せのためではありません。

女性のための快適住まいづくり研究会のメイン事業は調査・研究・会員の声をもとにした企画提案であり、女性のニーズにかなう物件を考えることが目的です。

企画提案した物件の成約が目的ではないため、強引に営業する必要がありません。

一方で、女性のための快適住まいづくり研究会の企画提案した物件は女性のニーズにマッチしやすく、内装をセミオーダーできる物件もあるので最初から拒絶する必要もないでしょう。

自分に合うかどうかを判断基準にすることをおすすめします。

仲介手数料がかかる

女性のための快適住まいづくり研究会は不動産会社ではありませんが、中古物件の売買を仲介する場合は不動産会社として機能するため仲介手数料がかかります。

一般的な不動産会社の仲介手数料と同様に、法律で定められた仲介手数料の上限額以内の金額です。上限額は次の計算式で求められます。

成約価格(物件の購入金額)仲介手数料の上限
400万円超「成約価格(税抜) × 3% + 6万円 」+ 消費税
200万円超~400万円以下「成約価格(税抜) × 4% + 2万円」 + 消費税
200万円以下「成約価格(税抜) × 5%」 + 消費税

なお、新築マンションの場合は仲介手数料がかかりません。デベロッパーが直接販売するケースがほとんどなので、売主と買主の間に不動産会社が介在する必要がないからです。

なお、仲介手数料以外にも料金が発生するサービスがあります。自社サービスおよび提携サービスの一例を見てみましょう。

  • 【自社】リフォーム・リノベーション
  • 【提携】火災保険ご紹介サービス
  • 【提携】プレミアムウォーター
  • 【提携】住み替えコンシェルジュ

いずれもオプションのサービスであるため、必ずかかる費用ではありません。

物件・地域が限定的

都市部のマンション需要に合わせたサービスであることから、紹介可能な物件のエリアは関東・関西・中部が中心です。

また、拠点となるマンションライブラリーやサロン、マンションサテライトも東京・大阪・名古屋に限られています。

これは会員の希望エリアも関係しています。もっとも多いのは東京23区、そして東京23区外、神奈川、千葉、埼玉、関西、中部と続き、その他のエリアは1.3%にとどまり、会員の需要が高いエリアが中心です。

しかし会員の希望エリアとして、仙台や北海道のニーズも増えてきているため調査は進めています。仙台や北海道にある物件の見学結果と評価点は公式サイトで確認することが可能です。

なお、戸建てはエリアに限らず取り扱いがありません

マンション購入がおすすめな女性とは

女性のための快適住まいづくり研究会の会員データを見ると、年齢は30~40代がもっとも多く全体の65%、20代は約10%、50代は約20%、60代は約4%、70代以降が1%未満です。

年収は400万~599万円がもっとも多く36.8%、次いで400万円未満が34.5%、600万~799万円が17.0%、800万円以上が11.7%でした。

希望間取りは1DK~1LDKが圧倒的に多く67.6%、次いで2DK~2LDKが27.3%、3DK以上は5%程度でワンルームの需要はほとんどありません。

前段の情報とこれらのデータを総合して考えると、次の人は快適住まいづくりが紹介するマンションとニーズがマッチしやすいと考えられます。

  • 都市部のマンション購入を検討したい人
  • 将来的な売却も考慮したい人
  • シングル・子供がいない夫婦世帯向けのコンパクトな住まいを希望する人
  • 快適・安全な暮らしを求める人
  • 安定した収入がある人

バリキャリや高収入でなければ、マンションの購入は容易ではないと考える人もいるでしょう。

しかし実際は、安定した収入があり資金計画がしっかりできれば、住宅ローンの返済なども含め購入することは難しくありません。快適住まいづくりのライフスタイル・プランニングで相談してみましょう。

また「アナタは向いている?マンション購入に向いているかチェック!」での自己診断もおすすめです。

女性のための快適住まいづくり研究会が提供している診断サービスで、性格診断のように気軽にチェックしてみてください。

女性のマンション購入について専門家にインタビュー

本記事の監修者

保育士、営業事務の仕事を経て、ファイナンシャルプランナーに。 独身、子育て世代から定年後の方まで相談を受けて、17年目になります。 主婦FPとして、等身大の目線でのアドバイスが好評です。 個別相談を主に、マネーセミナーも定期的に行っているほか、お金の専門家として、テレビ取材なども受けています。 人生100年時代の今、将来のための自助努力、今からできることを一緒に考えていきましょう。

女性がマンションを買うメリット・デメリットは?

メリットとしては、住宅ローンの返済が終われば自分のもの(資産)になることがまず第一。

修繕積立費・管理費などは必要ですが、老後に家賃を払う必要がないので、支出が減らせるという点も大きいですね。

デメリットとしては、住宅ローンが途中で支払えなくなった場合、売るなどしなくてはならないリスクがあることです。

編集部

独身の女性にとっても同様のメリット・デメリットが考えられるでしょうか?

そうですね、考え方は一緒です。
マンションを購入することで家賃が住宅ローンになりますが、特に老後のことを考えてマンション購入する方も増えています。

そして、例えば老後施設に入所するとなったときでも、マンションを売れば老後資金にもなります。いざというときに売れる物件を探す人も多いですよ。

新築・中古それぞれどのくらいの自己資金が必要?

自己資金(頭金)については、無理のない借入をするためには物件価格の1〜2割程度の頭金を入れることが理想です。

また、別途登記費用などの諸費用が新築で3~7%、中古で6~10%程度必要となるので、これも頭金とあわせて現金で用意することになります。

この諸費用も含めて全額住宅ローンを組む提案をする金融機関もあるようですが、無理のない返済なのか慎重に考えましょう。

シングル女性が住宅ローンの審査で注意すべき点は?

住宅ローンの審査において重視されるのは、年収、完済時の年齢、健康状態、物件の担保評価、勤務年数などになります。ただ、審査の基準は金融機関で違います。

もし審査に通りにくいと判断した場合、1つの金融機関の審査であきらめるのではなく、複数の金融機関で申し込むことも検討しておきましょう。

独身女性でも、ある程度の年収と勤務年数があれば住宅ローンは組めます。

今までの投資を含む預貯金などがあることも強みになりますので、しっかりアピールできるよう準備しておきましょう。

また頭金に回せる資金が多いほど、返済負担を軽くすることができます。

購入よりも賃貸がおすすめなケースは?

転勤族で引っ越しが多い、定期的に引っ越しをしたい、住宅ローンに縛られたくない場合などが当てはまります。

賃貸であれば、例えばライフプランや年収などによって、間取りや住居費のコントロールをしやすいというメリットもあります。

紹介された物件を選ぶポイントは?

紹介された物件を選ぶポイントとしては、自分なりの優先順位をある程度決めていくことです。

例えば、購入金額は無理のない返済計画をあらかじめ立てておき、予算を決めておく。それから、物件において譲れない条件など優先順位を決めておいたほうが良いと思われます。

編集部

マンションを購入することは、住まいとしてだけでなく資産を手にすることになるため、いざというときに売却して老後資金にあてられるような「資産価値の高い物件」を選ぶことが重要視されます。
特に独身女性では、収入面や雇用形態の問題で融資を受けにくいと思われがちですが、実際は安定的な収入があるかや勤続年数なども評価基準となります。
女性のための快適住まいづくり研究会では、女性のさまざまなニーズに応える最適な物件選びやライフプランニングを立てられるようアシストしているので、マンション購入で悩んでいる人は一度セミナーに参加して、具体的なシミュレーションをおこなってみるのもよいでしょう。

女性のための快適住まいづくり研究会の利用の流れ

会員登録後の利用の流れを表で確認しましょう。

ステップ詳細
資金計画・賃貸と購入の比較シミュレーション
・無理のない資金計画
・購入可能額のアドバイス
条件の整理・最新情報の提供・希望条件の確認と整理
・最新情報の提供
・優先順位のアドバイス
比較検討・マンションライブラリーの資料を確認
・物件を比較検討
・チェックポイントをアドバイス
紹介状クーポンの発行会員特典が利用できる紹介状クーポンを発行
見学・相談・建設地やモデルルームを見学
・物件や資金計画を相談
・心配なことを相談
資金計画・契約書類のチェック・資金計画を再確認
・契約書類の総合チェック
・各金融機関のローンの種類、金利を比較
引き渡し前の再確認・引き渡し前の内覧会での心構え
・大切なチェックポイントのアドバイス
購入後の相談・繰り上げ返済の方法
・ライフスタイルの変化による住み替え
・資産運用

マンションライブラリーにある膨大な資料のなかから、自分に合いそうな物件を選んで見学に行ける流れは利用者にとって大きなメリットといえます。

購入前から購入後まで親切にフォローしてくれるので、心配なことや気になることは何度でも相談しましょう。

女性のための快適住まいづくり研究会についてよくあるFAQ

女性のための快適住まいづくり研究会や女性のマンション購入に関するよくある質問3つに回答します。

一人暮らし女性のマンション選びのポイントは?

シングル女性に特化して回答すると、次のようなポイントがあげられます。

  • 利便性・環境・生活施設・治安・地盤が整っているか
  • 遮音性が高いか
  • コンパクトながらデスクワークも可能な間取りか(1DK以上)
  • 間口の広さは十分か(日当たり、動線、空間のゆとりに影響)
  • 収納が充実しているか

なお大型マンションの場合は、3LDK以上のファミリー層向けに企画された物件が多いです。

建築の都合上、面積を取れなかった部分がシングル・子供がいない夫婦向けの物件になることがあります。

この場合は条件があまり良くないこともあるため、シングル・子供がいない夫婦向けに建てられたマンションがおすすめです。

頭金や年収の目安は?

フルローンでもマンション購入は可能ですが、頭金は購入金額の10~20%が理想です。

フラット35では、融資率が9割を超える場合は、9割以下に比べて金利の範囲が高く設定されています。

月々の返済負担を考えると、9割以下になるように頭金を用意することをおすすめします。

女性のための快適住まいづくり研究会を通してマンションを購入した人の年収は300万~500万円が多い傾向で、安定した収入がある20~40代が中心です。

仮に2,000万円程度のマンション購入を目的とした場合は、年間20万円を積み立て貯金できれば、10年で約10%の頭金を貯められます。

20代から始めれば30代で購入できる計算になり、年収から見ても無理のない貯金計画だといえるでしょう。詳しくはライフスタイル・プランニングでの相談をおすすめします。

派遣・契約社員でもローンを組めるの?

派遣・契約社員でも住宅ローンを組むことは可能です。

フラット35であれば、雇用形態に関係なく勤務年数や継続雇用などの条件をクリアすれば審査対象になります。

ただし次のポイントには注意が必要です。

  • 継続雇用の実績があること
  • 年収400万円以上の場合は返済負担率35%が限度
  • 年収400万円未満の場合は返済負担率30%が限度
  • 他の借り入れ・滞納状況(自動車・教育・カードローン等、携帯料金の滞納など)

雇用形態に関わらず、勤続年数が2年未満の場合は審査に落ちる可能性があります。

また、職歴に空白の期間が多い場合やたびたび休職している場合も難しいかもしれません。

返済負担率は1年間の返済額を年収で割った数字ですが、フラット35の場合は年収400万円以上と未満で限度が異なります。

限度額で借りると生活に余裕を持つことが難しいため、理想は20~25%とされています。

また住宅ローン以外のローン返済がある場合も、審査に不利な影響を与える可能性があるでしょう。

信頼できる不動産会社の選び方は?

まず大切なのは経験と実績です。長年の経営実績とマンション販売実績があればノウハウが豊富にあると考えられるため、一人ひとりに合った提案ができる可能性が高いといえます。

国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで会社名を検索してみましょう。宅地建物取引業者番号の数が大きいほど社歴が長いとわかります。

ただし、社歴が長いだけでは信頼できるとは言い切れません。国土交通省のネガティブ情報等検索サイトで検索すれば、過去に行政処分歴があるかどうかがわかります。

また担当者との相性も重要です。親身になって相談に乗ってくれるかどうか、説明がわかりやすいかどうか、マンション販売の知識が豊富かどうかなどをチェックしましょう。

とくに、シングル・子供がいない夫婦向け物件に詳しい人に担当してもらうとミスマッチが起こりにくくなります。

まとめ

女性のための快適住まいづくり研究会は、女性が快適で安全に暮らせるマンションを追求しています。

女性が自分の生活を充実させながら、かしこくマンションを購入するためのノウハウを提供しているのが特徴です。

企画提案した物件の紹介もあるため、ボランティア団体や公的機関のサービスとはニュアンスが異なりますが、相談する価値は十分にあるといえるでしょう。

とくに、自身の希望や生活に合わせた資金計画や希望条件を整理できるライフスタイル・プランニングを何度でも受けられるのは魅力です。

気軽に参加できるセミナーなども多数開催されているので、興味を持った人は会員登録から始めてみましょう。

本記事の監修者

保育士、営業事務の仕事を経て、ファイナンシャルプランナーに。 独身、子育て世代から定年後の方まで相談を受けて、17年目になります。 主婦FPとして、等身大の目線でのアドバイスが好評です。 個別相談を主に、マネーセミナーも定期的に行っているほか、お金の専門家として、テレビ取材なども受けています。 人生100年時代の今、将来のための自助努力、今からできることを一緒に考えていきましょう。

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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