BESSの家(ベスの家)を建てて後悔や失敗したケースと満足したケース14選を紹介!

BESSで家を建てようと考える過程で「建てた人は後悔している?」「反対に満足したポイントは?」など、実際に建てた人が感じていることに興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

木をふんだんに使ったログハウス調の家を建てたいと考える人にとって、BESSは候補の1つになる住宅メーカーです。手入れを重ねながら、家とともに成長していく感覚を味わえます。

この記事では、BESSの家を建てた人が後悔してしまったケースと、後悔はあっても満足したケースをそれぞれ紹介します。

後悔せずに建てるポイントや比較したいハウスメーカーも解説するので、BESSの家の検討材料にしてください。

すぐわかる!この記事3つのポイント!
  • BESSの家は維持費が高くなることがあり、特に木材を使用した家は定期的なメンテナンスが必要であるため、長期的に考えるとコストがかさむことが後悔の原因となっているようです。
  • 虫が侵入しやすい構造であるため、虫が苦手な人には不向きで、この点が後悔の理由になっている例。
  • BESSの家の建築費用が予算を超えがちで、追加オプションに手が出ないこともあり、価格面での不満が後悔につながっていることが挙げられています。
ハウスメーカーポジションマップ
ハウスメーカーポジションマップ
目次

BESSの家で後悔しているケース8選

さっそく、BESSでの家づくりを選んで後悔したケースを紹介します。BESSのログハウスならではの後悔事例を詳しく見てみましょう。

維持費用が高い

BESSの家は木材を多く使用しているのが特徴ですが、維持費が高くなり後悔してしまうケースがあるようです。

BESSならではの、維持にかかる主な費用をまとめました。

発生する費用時期・頻度価格(相場)
塗料の塗り直し費用建ててから2~3年後
その後は5~10年ごとに1回
ウッドデッキ等は年1回がおすすめ
2万~3万円/坪
柱・建具・階段・ログ壁のメンテナンス
(セトリング対策)
建ててから4~6年後くらいまで適宜実施~10万円

木材を使用した外壁は防水性が高くないため、定期的な塗り替えが必要です。

また、木材の湿気や乾燥で伸び縮みする性質上、セトリング対策と呼ばれる調整を木材が安定するまで適宜おこなわなければなりません。

このようなメンテナンスをDIYでおこなう人もいますが、かなりの手間や時間がかかります。

BESSの家では、家の状態をプロがチェックする定期診断が10年間5回まで無料で受けられます。

さらに、メンテナンス費用積立制度で費用をコツコツ積み立てていくことも可能です。

編集部

さらに、所有する不動産に対してかかる固定資産税や都市計画税などの税金も毎年発生します。返済金額だけでなく、税金の負担も忘れずに考慮しましょう。

虫が侵入しやすい

BESSで建てられる家は、木を組み合わせて建てる構法上、小さな虫の侵入を完全には防ぎにくく、虫が苦手な人は後悔するケースがあるようです。

虫の侵入を防ぐには基礎をコンクリートでつくったり、侵入経路ができないよう定期的に隙間を埋めたりといった工夫が求められます。

しかし木材の縮小や歪みは予測が難しく、完璧に虫の侵入を防ぐことは困難です。

また、虫が苦手な家族がいることを軽く考えてBESSの家を選んでしまったと後悔している人もいました。

建ててから長く住む家だからこそ、家族同士での意見の出し合いが大切です。

虫が侵入しやすいデメリットでの後悔を防ぐには……
  • 基礎をコンクリートでつくる
  • 定期的に隙間を埋めるメンテナンスをする
  • 虫の侵入を完全に防ぐことができない点を含めて家族で話し合う

木なので劣化しやすい

BESSでは、外壁に木材を使用します。木材の外壁は数年で雨や風の影響で色あせが起き、見た目で「建ててから年数が経っている」と感じられやすく後悔したケースがあるようです。

また木材の外壁は、欠けたりひび割れたりした部分や板の継ぎ目、塗料がはがれたところから水やホコリが入り込むと、外壁の内側にカビが生えるリスクがあります。

湿った木材は腐食しやすいだけでなくシロアリが住み着きやすく、土台部分や柱をボロボロにされて耐久性が下がる可能性もあるため、定期的に手入れすることが重要です。

購入を検討する際は、木材の経年劣化にどのように向き合うか考えたうえで決定しましょう。

木材の劣化で後悔しないためには……
  • 定期的に正しいメンテナンスをおこなう
  • 定期的にプロによる診断を受ける
  • 経年劣化も味として楽しめるかどうか考える

薪ストーブが臭う

BESSでは薪ストーブが標準仕様の商品も扱っており、比較的薪ストーブを導入しやすいといえます。

しかし建てる土地によっては、薪ストーブの煙や臭いを理由に近所から苦情を受けるかもしれません。

薪ストーブで臭いや煙が出る原因は、不完全燃焼です。湿った薪が残っていたり空気の入りが悪かったりなど、薪ストーブの使い方や煙突の設置不具合で不完全燃焼は起こります。

正しく使うように心がけたとしても、何らかの要因で不完全燃焼が起きる可能性は否定しきれません。周囲に家が立ち並んでいる場所だと苦情を受ける可能性があります。

薪ストーブを採用する際は周辺環境や隣家との距離、ベランダの位置なども考慮しておきましょう。

薪ストーブについての後悔を防ぐためには……
  • 薪は十分乾かしたものを使用する
  • 必要以上に空気を絞った使用をしない
  • 薪ストーブメーカーなどに問い合わせてアドバイスを受ける
  • 周辺環境や隣家との距離などを考慮して導入を検討する

建築費用が高く他の費用まで手が回らない

流通量が少ない建材や部材、豊富な木材を使用しているため、BESSの家はローコスト系ハウスメーカーに比べると高めになります。

予算をオーバーしてしまったり、オプションまで手が回らなかったりと、価格面で後悔している人もいるようです。

BESSでは商品ごとにモデルプラン標準価格を提示しています。標準価格には建物本体価格と仮設工事費などが含まれます。土地に関係する費用は立地条件によっても変動するため、依頼時に見積もりを出してもらいましょう。

2023年8月時点での商品ごとの標準価格は次のとおりです。

商品タイプモデルプランの広さ標準価格
(本体価格+仮設工事費など)
1坪あたりの
価格
WONDER DEVICE19.6坪1,819万円約92.8万円
37.8坪2,704万円約71.5万円
G-LOG なつ26.0坪2,323万円約89.3万円
37.9坪3,117万円約82.2万円
カントリーログ23.9坪2,053万円約85.9万円
40.4坪3,075万円約76.1万円
程々の家27.7坪2,770万円約100万円
39.6坪3,612万円約91.2万円
栖ログ(平屋)14.4坪1,382万円約95.9万円
27.6坪1,879万円約68.1万円
BESS DOME公式サイトにモデルプラン例なし
編集部

実際に家づくりをする際は、他にも土地の造成・上下水道の引き込み・薪ストーブの設置・書類や図面の取得にかかる費用などオプション費用も発生します。家全体の価格から考えて、予算オーバーにならないか十分な検討が必要です。

価格面の後悔を防ぐためには……
  • 予算は明確に設定し、BESSの家で満足のいく家が予算内で建てられるか検討する
  • 希望条件に優先順位を決めて、譲れないオプションや設備がないか確認する
  • 他のハウスメーカーの間取りプランやカタログなども見て比較する

人気ハウスメーカーや工務店の坪単価について知りたい人は、次の記事も参考にしてください。

部屋数を増やすために追加料金が発生した

BESSの家は、あらかじめ標準の間取りが用意された企画住宅です。

商品ラインナップは豊富ですが、標準仕様の間取りでは部屋数が少ないというデメリットがあります。部屋を増やすためにオプション費用がかかったことで、後悔した人もいるようです。

一方で部屋数を減らす場合は、それだけ素材や人件費がかからなくなるため、価格が下がるケースもあるようです。一間続きの広い空間を設けたいと考えている人にはメリットともいえます。

部屋数のオプション費用で後悔しないためには……
  • カタログなどの情報は詳細まで確認して、標準仕様でなにができるか把握する
  • 見積もりの内訳でわからない部分はすぐに担当者に相談する
  • 他のハウスメーカーの見積もりと比較して検討する

収納が少ない

標準仕様のままにした結果、収納が少なくて困ったと後悔したケースも見られます。完成直後は問題なかったとしても、将来の予定も含めて収納スペースについて考えましょう。

例えば、家族が増える予定がある人や、部活やスポーツを始める予定がある人、趣味のものや季節外のもの・使っていないものを保管する空間を広くとっている人は、収納スペースが足りず後悔する可能性が高いです。

事前にこうした予定や傾向を把握し、標準仕様の収納量では足りない場合はオプションで追加を検討しましょう。ただしオプションの追加による予算オーバーも考えられるため、十分な検討が必要です。

収納スペースの不足で後悔しないためには……
  • 標準仕様の収納スペースの大きさを把握する
  • 現在の家の収納スペースの大きさと保管されている荷物の量を比較してみる
  • 収納スペースを増やした場合のオプション費用がいくらかかるか確認する

夏の暑さが厳しい

夏に気温が高くなると、室温が上昇し暑くて後悔しているケースもあります。

BESSの家は、大型の吹き抜けと間仕切りが少ない間取りが特徴です。結果、屋根からの熱で温められた空気が各部屋に届きやすく、さらに暖かい空気は冷たい空気より軽いため2階に溜まってしまいます。

そこで、2階にエアコンをつけるなど工夫が必要です。吹き抜けを伝わらせて1階に冷たい空気を送り込み、断熱性を活かした涼しい居室ができます。

夏の暑さについての後悔を防ぐためには……
  • 2階にエアコンを設置する
  • シーリングファンなどを設置して空気を循環する
  • 家を建てる土地の環境や夏の気温などを調べておく
  • 他の構造の家やハウスメーカーの家も比較して検討する

BESSの家で後悔もあったが満足しているケース7選

BESSで家を建てた人のなかには「後悔する面はありつつも、やっぱり建てて満足」というケースも多くあります。それぞれ理由を解説します。

木の温もりを感じることができる

BESSなら、木のぬくもりが感じられる雰囲気たっぷりの住宅が建てられます。森林の中で過ごしているような木の香りも楽しめるため、帰宅してからも安らげる空間で過ごせる満足感は魅力的です。

ログハウスに憧れがあり、リラックスできる空間として家を作りたい人にとっては、多くの魅力がある住宅といえます。

耐震性に優れている

BESSでは品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)における住宅性能評価より、耐震等級3で設計できます。

木材を1本ずつ組み合わせてつくるログハウスは、通常の住宅の約3~5倍もの木材が使用されています。それだけ重量があり、重心が低くなることで地震の揺れに強いのが特徴です。

またログハウスでは、丸太同士をダボという留め具でつなぎ合わせることで一体化させています。地震が起こると丸太1本ずつがずれ合うことで摩擦力を発揮し、建物全体が地震の揺れを吸収することで被害を抑えてくれます。

木の呼吸により乾燥対策ができる

木材が豊富に使われた家には、木材による適度な空気の湿度調整がおこなわれて過ごしやすい特徴があります。

夏は空気中の水分を取り込んで湿度を下げ、冬は水分を放出して加湿する調湿機能は、木材の魅力のひとつです。木材が含む水分量は季節によって10%以上も変化します。

木材を建物内部に使用すると、室内の湿度変化が少なくなり、過ごしやすくなる点がメリットです。

また、空調による除湿・加湿に頼りすぎないことで、身体や環境に優しく、カビ・ダニなどの繁殖も抑えられます。また、部屋の隅や収納など、湿気が溜まりやすい部分も調湿できる点も特長です。

編集部

ただし、木の調湿機能は即効性があるものではありません。水分の吸収も放出もゆっくりと時間をかけておこなわれるので、必要に応じて空調機器などを使わなければならないケースもあるでしょう。

断熱性能が高く冬も暖かい

ログハウスは厚みのある木材で作られるため、断熱性能が高く快適に過ごせます。

BESSの家で使用する木材は、セルロースという細長いチューブのような形の細胞がいくつもつながった構造をしています。いくつもの空気の層が生まれることで熱が外部へ逃げるのを防ぎ、冬は室内で生み出した熱を逃がしません。衣服を重ね着したときのようなイメージです。

ただし、高い断熱性能が原因で、先にも述べたように環境や間取りによっては夏の暑さが厳しくなる場合もあります。冬の過ごしやすさはメリットですが、夏が暑い地域では他の構造の家もあわせて検討しましょう。

個性的で経年を楽しめる家を持てる

BESSでは「住むより楽しむ」という考えをもとに、人間が年を重ねるごとに深みが出るように個性的な家を持てます。DIYをしたりメンテナンスを繰り返したり、世界に1軒だけの我が家に育てていけるという意味です。

木材は劣化やメンテナンスとは切り離せませんが、言い換えれば手入れをするほどに愛着が増し、家を育てる楽しみも生まれます。

外壁を塗装しなおすには丁寧な掃除や乾燥時間が必要となるため、作業後に野外で食事をとる日にするなど、イベント化も可能です。

傷や汚れが気にならない

傷や汚れが気にならない点も魅力です。

BESSで建てる家は、床も壁も無垢材でできています。無垢材は、傷や汚れがついても見た目に影響が少なく、手入れを重ねることで傷や汚れ自体が味になっていくのがメリットです。手を加えながら大切にしていける人なら、傷や汚れも経年美化として感じることができるでしょう。

また、土間部分をコンクリートで作ることもできるので、傷や汚れを気にせず日々活用できます。

洗濯物が乾きやすい

木材は吸湿効果が高く、室内で洗濯物を干した際も周囲の木が水分を吸い取ってくれます。結果として日々の暮らしで付きものの洗濯物も、家のなかで気軽に干しやすいです。

また樹木が作り出すフィトンチッドという物質は、防虫・消臭効果も期待されます。建ててからしばらくの間は、フィトンチッドによる消臭効果も期待でき、室内で洗濯物を快適に干せるでしょう。

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BESSの家の基本情報

BESSの家公式サイト
株式会社アールシーコア
※画像引用元:BESS公式サイト
会社名株式会社 アールシーコア
本社所在地東京都目黒区青葉台1-4-5
設立年月1985年8月
資本金6億7,185万円 (2023年3月31日時点)
許可・資格建設業許可番号 国土交通大臣許可(特-4)第24712号
宅地建物取引業免許番号 国土交通大臣(3)第8366号
一級建築士事務所 東京都知事登録 第32305号(BESS MAGMA)
一級建築士事務所 東京都知事登録 第62297号(BESS多摩)
一級建築士事務所 神奈川県知事登録 第16330号(BESS藤沢)
事業内容・自然派個性住宅の企画・製造・販売
・分譲住宅・宅地の企画・販売
・別荘タイムシェアの販売および運営管理
構法丸太組構法、ポスト&ビーム構法、ピース・エン・ピース構法
施工エリア全国(フランチャイズ展開)
平均坪単価75万円
URLhttps://www.BESS.jp/

BESSは、東京証券取引所スタンダード市場上場の株式会社アールシーコアが運営する住宅ブランドです。

自在にカスタマイズできるログハウスを中心に全国展開しており、ドーム型の住宅や車で移動できるログ小屋、セルフビルドにチャレンジできるキットなども販売しています。

コンセプトとして「住むより楽しむ」を掲げており、自分で手入れしながらほどほどの便利さで長く一緒に暮らしていける家づくりを目指せます。外壁や薪ストーブの手入れを通じ、暮らすこと自体を楽しめるのが特徴です。

また、安心して長く暮らせるように保証が多数用意されています。メンテナンス費用の積み立てや構造躯体・防水に係る住宅瑕疵を最長60年保証などがあり、初めてログハウスに暮らす人も選びやすいです。

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BESSの家で後悔しないためのポイント

BESSで後悔せずに家を建てるには収納に必要なスペースを考え、メンテナンスコストを把握したうえで、他のハウスメーカーとも比較することが大切です。どのように気を付けるべきか解説します。

収納に必要なスペースを考えておく

BESSの家は、収納スペースが他の注文住宅に比べると少ないとされます。

収納スペースが足りているかどうか調べるには、現在居住中の家の収納スペースを次のポイントに注目して見直しましょう。

  • 今の家の収納スペースの広さ
  • 収納スペースに適切にものが収まっているか
  • BESSの家へ入居したあとに増える可能性のある荷物

また間取り図を見せてもらった段階で、収納スペースの広さをよく確認しておきます。間取り図の段階であれば、収納スペースをオプションで追加できるからです。

ただしあまり多くなりすぎると、居住空間が狭まったり家事や生活導線を邪魔したりする可能性もあるため、営業担当者とも相談して慎重に決定してください。

メンテナンスコストのチェック

メンテナンスコストがいくら発生するか、長期的な視点でチェックしましょう。

BESSの家では、引き渡し後10年目までに計5回、家の状態をプロが診断する保証が受けられます。10年目以降も定期メンテナンスを実施すると、さらに5年ごとの定期診断を受けられるメンテナンスパッケージも用意されており、無理なく定期的な手入れが可能です。

しかし家の立地やメンテナンスにかけられる時間によっては、保証内容が十分でない場合もあります。薪ストーブの導入をおこなう場合は、煙突の掃除や薪の管理も重要です。

年間費用や自分でメンテナンスできるスケジュールなどをもとに、メンテナンスコストを計算して把握しておきましょう。

他のハウスメーカーと比較する

メリットも豊富で満足のいく暮らしを送る人も多いBESSを後悔せずに選ぶためには、他のハウスメーカーと比較することも重要です。

希望設備や実際に支払える住宅ローンによっては、他のハウスメーカーが適している可能性もあります。

見積もりを取る際は、多くのハウスメーカーから資料を取り寄せて内容を比較したうえで、2~3社ほどに絞り込みましょう。比較しやすいように、複数のハウスメーカーへ依頼する条件は揃えることが大切です。

総合的にハウスメーカーを比較して厳選していくと、BESSの家が最適かどうかも判断しやすくなります。これから注文住宅を検討する人は1社だけに絞り込まず、比較もしながらより良いハウスメーカーを見つけていきましょう。

BESSの家がおすすめの人・おすすめしない人

サラリーマン・OLグッドマーク

本記事で紹介したBESSの家を建てて後悔したケースと満足したケースをもとに、BESSの家がおすすめな人は下記のとおりです。

こんな人はBESSの家に向いている!

  • メンテナンスも家の一部として楽しめる人
  • 木のぬくもりを感じる家で暮らしたい人
  • メンテナンス費用を含め予算内に収まる人
  • 保証がしっかりしているログハウスが良い人

こんな人はBESSの家には不向き……

  • 手入れの少なさを求める人
  • 手間のかかることはなるべくしたくない人
  • メンテナンス費用を含めると予算に余裕がない人
  • 傷や汚れ・虫の出入りが気になる人

BESSの家はどうしても手間暇はかかりますが、メンテナンスも楽しみつつ、木のぬくもりを感じながら過ごせるマイホームが欲しい人にはメリットが豊富です。BESSには保証も充実しており、定期メンテナンスなどがセットになったサポートも受けられます。

家にこれから住む人同士で話し合い、何を重視したいのか優先順位を付けたうえで検討していきましょう。

BESSの家とあわせて検討したいハウスメーカー

家を作るときの模擬制作画像

後悔なくBESSの家を選ぶには、他のハウスメーカーとの比較が大切です。どのようなハウスメーカーと比較すればよいのでしょうか。

ここでは、木のぬくもりやデザイン面を重視した木造住宅を得意とし、性能面にも特色を持つハウスメーカーを3つ紹介します。

スウェーデンハウス

スウェーデンハウス公式サイト
株式会社スウェーデンハウス
※画像引用元:スウェーデンハウス公式サイト
会社名株式会社スウェーデンハウス
本社所在地東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー23F
設立年月1984年
事業内容・スウェーデンより輸入する組立建物の製造、販売並びに設計、施工、監理
・木材並びに木製品(1.に付随する窓、ドアなどの住宅関連資材)の製造販売
・不動産の売買または交換
・不動産の売買、交換または貸借の代理および媒介
・不動産の管理および利用運営に関する事業
・建築一式工事の請負、監理、設計および施工
・生命保険代理店業および損害保険代理店業
・旅館業
・前各号に附帯する一切の事業
工法木質パネル工法、モノボックス構造採用
施工エリア沖縄を除き日本各地
平均坪単価106万円(マイナビ編集部調べ)
URLhttps://www.swedenhouse.co.jp/

スウェーデンハウスは北欧風の注文住宅を専門とするハウスメーカーです。スウェーデンに自社工場を持ち、現地で加工した無垢の木材を輸入しています。

デザイン面はもちろん性能にも注力しており、寒いスウェーデンの冬を乗り切る高断熱・高気密・計画換気を可能とした性能面も魅力です。

スウェーデンハウスはこんな人におすすめ

  • 北欧風の家を建てたい人
  • 高断熱・高気密にこだわりたい人

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スウェーデンハウスの口コミ評判や坪単価を紹介したこちらの記事もおすすめです。

ミサワホーム

ミサワホーム
※画像引用元:ミサワホーム公式サイト
会社名ミサワホーム株式会社
本社所在地東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル
設立年月2003年年8月1日
資本金118億9,275万5,813円
事業内容・建物および構築物の部材の製造および販売
・建築、土木、外構、造園その他工事の設計、請負、施工および監理
・不動産の売買、交換、賃貸、仲介、管理および鑑定
・建設資材、建設設備機器、建設機械装置、家具および室内装飾品の設計、製造、施工、販売、賃貸および輸出入
・高齢者向集合住宅施設の経営並びに当該施設の利用権の販売および仲介
・介護保険による居宅介護業務他、介護業務関係
・上記事業に関する調査、研究、技術開発、教育およびコンサルタント業務 他
工法センチュリーモノコック構法
施工エリア全国(沖縄県を除く)
平均坪単価72万円(編集部調べ)
URLhttps://www.misawa.co.jp/

ミサワホームは住む人が暮らしやすいよう、安全性・機能性を追求した住宅を手掛けるハウスメーカーです。ハウスメーカーとして、環境に配慮したZEH(ゼロ・エネルギー住宅)をいち早く販売しています。

また、機能・デザイン面ではグッドデザイン賞を33年連続受賞するなど、コストや企業姿勢の面からも高く評価されたハウスメーカーです。

ミサワホームはこんな人におすすめ

  • 機能性を重視して家を選びたい人
  • 豊富な商品から住まいを追求したい人
  • 安全性が高く長く住める家を選びたい人

\無料+2分で完了/

セキスイハイム

セキスイハイム
※画像引用元:セキスイハイム公式サイト
会社名積水化学工業株式会社
本社所在地・大阪本社:大阪市北区西天満2丁目4番4号
・東京本社:東京都港区虎ノ門2丁目10番4号
設立年月1947年3月3日
資本金1,000億200万円
事業内容・ユニット住宅・分譲用土地の販売
・不動産仲介、賃貸管理
・リフォーム
・インテリア、エクステリア、高齢者向け介護サービスなど
その他、社会インフラや健康医療など多岐にわたる
工法プレハブ工法(ユニット工法)
施工エリア全国(沖縄県を除く)
平均坪単価76万円(編集部調べ)
URLhttps://www.sekisuiheim.com/

セキスイハイムは木造だけでなく、鉄骨造にも対応したハウスメーカーです。独自のプレハブ工法(ユニット工法)を採用しており、工場で建築の8割を済ませることで、品質が安定した住宅をより早くつくりあげてくれます。標準仕様で耐震等級3の家を建てられるのもメリットです。

断熱性能にも優れており、家全体を温める地熱床システムや太陽光発電などと組み合わせることで、環境への配慮と快適さを両立させた家を目指せます。

セキスイハイムはこんな人におすすめ

  • 品質の安定と性能を重視した家づくりがしたい人
  • 工期を短くしたい人
  • 全国各地で幅広い住宅に対応したハウスメーカーに依頼したい人

セキスイハイムの評判や坪単価について知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

BESSの家に関するよくある質問

BESSの家のデメリットは?

BESSの家のデメリットには以下のようなものがあります。

  • 他のハウスメーカーに比べて維持費が割高
  • 他のハウスメーカーの住宅と比べて収納が少ない
  • メンテナンスに時間がかかる

BESSの家の寿命は?

ログハウスは一般的な住宅と比べて耐用年数が長いといわれています。定期的なメンテナンスは必要ですが、適切に管理すれば100年以上住み続けることも可能です。

実際に、ヨーロッパには築200年を超えるログハウスも存在しています。一般的な住宅に比べてメンテナンスには手間がかかりますが、適切に管理すれば永住することもできるでしょう。

まとめ

BESSの家を建てた人が後悔したケースと満足したケースを紹介しました。後悔したケースでは、維持費の高さや木材ならではの劣化、標準仕様での部屋数・収納の少なさが原因として挙げられます。メンテナンスを家の一部として楽しみたい人や、木のぬくもりを感じるデザインに大きな魅力を感じる人におすすめです。

本記事で紹介した後悔したケースや後悔せずに建てるポイント、比較したいハウスメーカーも参考に、BESSの家が自分に合うか判断してください。さらに詳しく知りたい人は、公式サイトから詳細をチェックしてみましょう。

その他の住宅メーカー、工務店の後悔したケースに関する記事

・積水ハウスで建てて後悔した?満足したケースと比較して決めよう
・ミサワホームは後悔する?蔵のある家の評判やおすすめな人を紹介
・オープンハウスで家を建てた人が後悔&満足したケース14選を紹介
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・1,000万円の家は後悔する?ローコストで建てた人の意見を紹介
・ログハウスはやめたほうがいい?後悔事例9選やおすすめの人を紹介
・やめた方がいいハウスメーカー・工務店15選|会社選びに役立つポイントも解説

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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