DSヘルスケアグループのデンタルサポートは4月19日、歯科技工物(補綴物)をデザインする歯科用CADにAIを用いたプログラムに関して、日本における特許を取得したと発表した(登録番号 第6314276号)。

  • AIによる歯のデザインイメージ

    AIによる歯のデザインイメージ

このシステムは、パソコンの画面上で歯をデザインする歯科用CADプログラムにAIを活用したもの。AIの活用によって、従来15分程度かかったデザイン作業が、20秒ほどで完成するという。また、AIの学習能力により、症例数が増えるほど精度は高まっていくという。

歯科技工物の製作は、アナログからデジタルへの移行が急速に進んでいるとのこと。同社は国内およびアジア、中東で歯科技工サービスを提供しており、今後日本の歯科技工士の高度な技術とテクノロジーを融合させることで、市場が世界へと広がりうるとしている。