Robotics Studioは、以下の3つの要素から構成されるという。

Robotics Studioを構成する3つの要素

まずはランタイム。「並行協調実行環境(CCR:Concurrency and Coordination Runtime)」と「分散システムサービス(DSS:Decentralized Software Services)」が用意されており、これらのライブラリによって、非同期アプリケーションの作成が容易になっている。ちなみにCCR/DSSは、ロボット以外の分野でも幅広く利用されているという。

もう1つはプログラミングツール。「ビジュアル開発言語(VPL:Visual Programming Language)」を使えば、「サービス」を表すブロックを繋げていくだけで、初心者でも簡単にプログラムを作成できる。また上級者は、Visual Studioで他の言語を利用することも可能だ。作成したアプリケーションは、3D仮想空間上で実行してテストできる。

ビジュアル開発言語(VPL:Visual Programming Language)

3D仮想空間で物理法則に基づいたシミュレーションが可能

最後はサービスとサンプル。同社からは様々なサンプルやチュートリアルが用意され、Robotics Studioを使った開発を学習できるようになっている。またロボカップへの協力や「RoboChamps」の開催などを通して、技術者の育成にも力を入れている。

ロボカップではAIBOリーグに変わって、2足歩行ロボット「NAO」を使ったリーグがスタート

RoboChampsは仮想空間での競技になる。迷路や火星ローバーなどの競技が用意されている