Windows Latestは8月27日(現地時間)、「Is Control Panel dying in Windows 11? Microsoft's biggest UI revamp says not yet」において、Windows 11の大規模なデザイン刷新計画にコントロールパネルは含まれていないと伝えた。
Microsoftはコントロールパネルに残る機能を設定アプリへ移行する方針を維持している。しかし、数十年にわたって蓄積された古いダイアログ、それらに依存する機器やドライバーとの互換性が壁となり、当分の間は移行を完了できない見通しだという。
コントロールパネルはなぜ今も残っているのか
Windows 11では、Windows Update、Bluetooth機器の追加、Wi-Fiアダプターの管理、高度なマウス設定など、多くの機能が設定アプリへ移された。それでもBluetoothによるファイル送受信や、設定からプリンターを手動追加する操作を行うと、現在もコントロールパネル時代のダイアログが表示される。
Microsoftはこうしたコントロールパネルに残る従来の機能についても、設定アプリへの移行を進めている。ただし、移行の完了時期は見通せない状況だ。MicrosoftでWindowsの製品デザインを担当するPartner DirectorのMarch Rogers氏は、4月に次の発言を投稿し、完了には時間がかかるとの考えを示した。
「現在、コントロールパネルに残る従来の機能を、最新の設定アプリへ移行する作業を進めています。この作業では、さまざまなネットワーク機器やプリンター、ドライバーが存在するため、移行の過程で不具合を生じさせないように細心の注意を払っています」
「ファイル名を指定して実行」など旧式UIはWinUIへ
Microsoftは現在、Windows Insider Programの各種Windows 11ビルドで、標準コンポーネントをWinUIに置き換える作業を推進している。「ファイル名を指定して実行」ダイアログは旧版と設定で切り替える方式を採用し、年内に一般提供を開始する予定だ。
ファイルのプロパティダイアログも新デザインへ刷新され、Windows 11のモダンな外観に統一される。自動再生ダイアログも新しいデザインへの移行が進められ、選択した内容はデバイスごとに記憶が可能になる。
これら旧式機能をWinUIで置き換える計画は順調に進められている。一方で、コントロールパネルについては目に見える成果が示されていない。コントロールパネルの旧式ダイアログも本計画に合わせてWinUIに移行するのであれば、現在の作業の延長線上でいずれ移行を完了する可能性はある。しかし、そのような計画は確認できておらず、今後の予定は不明瞭なままだ。
