日本製鉄は8月21日、同社が提供するGXスチール「NSCarbolex Neutral」を使用したオカムラ製のオフィス家具が、岩手県釜石市の新市庁舎向けに採用されたと発表した。採用されたのは収納キャビネット20台と1人用ロッカー5台。
「NSCarbolex Neutral」とは
GXスチールは、鉄鋼メーカーによる追加的な直接排出削減行動に伴う環境価値を、削減証書とともに供給する鋼材とされる。
「NSCarbolex Neutral」は、日本製鉄が実施した追加性のある削減プロジェクトによるCO2などの温室効果ガス排出削減量を組織内でプールし、その削減量を任意の製品に配分して証明書とともに供給する鉄鋼製品で、日本鉄鋼連盟が制定するガイドラインに準拠しているという。
釜石市×日本製鉄・オカムラの取り組み
釜石市は、2021年10月にゼロカーボンシティを表明するとともに、2024年9月には環境省の脱炭素先行地域に選定されるなど、地球温暖化対策に取り組んできた。
今回のGXスチールを使用したオフィス家具の導入は、2025年1月のグリーン購入法の制度改正も踏まえ、新市庁舎における環境配慮型製品の活用や、鉄鋼業のGX推進に寄与する取り組みとして実施された。
日本製鉄とオカムラは、GXスチール「NSCarbolex Neutral」および社会のCO2排出削減に貢献する高機能鋼材・ソリューション技術「NSCarbolex Solution」の提供を通じ、オカムラのカーボンニュートラル化実現に向けた協業を強化・推進することで合意しており、今回の採用はその一環に位置付けられるとのことだ。
日本製鉄は、あらゆる産業でCO2排出削減が喫緊の課題となるなか、両製品・技術の提供を通じ、顧客の脱炭素化や競争力向上、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしている。
