NTTドコモビジネスとNTTモビリティは8月12日、愛知県からの受託事業として、愛知県名古屋市都心部で、自動運転とオンデマンド配車システムを組み合わせた実証実験を9月11日より開始すると発表した。
名古屋駅前など5カ所を結び、予約に応じて自動配車
実証では、交通量が多く、利用者も多い名古屋駅前(総合校舎スパイラルタワーズ)、STATION Ai、愛知芸術文化センター、IGアリーナ前(名古屋造形大学)、FUJIなごや科学館の5カ所の乗降地点を含むルートを設定する。
このルートを名鉄タクシーホールディングスによる運行支援のもと、3台の自動運転車両が走行するとともに、自動運転車両に搭載された自動運転ソフトウェアとオンデマンド配車システムを連携させ、予約に応じて各乗降地点へ配車し、従来のタクシーに近い運用を実現する。
交通量の多い名古屋都心で「レベル4」見据えた走行を検証
米国での無人自動運転運行の実績を有するMay Mobilityの自動運転ソフトウェアを用いて、自動運転レベル4の社会実装に向けて課題となる交差点通過時の走行制御の向上を図る。
交通量の多い名古屋市都心部において、右折時に対向車を検知した際の走行制御や信号が変わるタイミングの予測精度の向上に関する技術検証を行う。
「デライド」と自動運転を連携、車内では対話AIが案内
名古屋鉄道が提供する、オンデマンド配車システムを組み込んだ、なごやMaaSアプリ「デライド」と自動運転ソフトウェアを連携させ、予約に合わせて各乗降地点に最適に車両を配車する。
将来的に乗務員のいない自動運転レベル4での運行における利用者対応を想定し、車内に設置したタブレットシステムで新たに対話AIキャラクターによる案内を行う。

