
世界で約3億人のユーザーを抱える人気ゲーム「マインクラフト(マイクラ)」。当社はこのマイクラの世界でプログラミングを学ぶ教室「プロクラ」を全国約600(開校予定含む)以上の教室で展開しています。
AI時代に突入し、2030年に向けて多くの仕事でAIの活用が進むと言われています。産業界では人手不足が叫ばれていますが、私はむしろ余剰人員の時代を迎えるのではないかと予想しています。もはや情報処理の領域で人間はAIに勝つことはできないでしょう。そんな時代に求められるのは、情報をうまく活用できる人材です。
学校教育の読み書きそろばんは今後も必要です。しかし、その次に求められる素養、それこそがAIを使いこなす力、情報を組み立てる力です。「情報処理力」「情報編集力」と呼ばれている力です。AIにどんな問いを立てられるか。そんな力が求められるのです。
子どもたちにも大人気のマイクラはこれまでのゲームとは異なり、ゲーム内で何をするのかはプレイヤーが自由に決定します。そのため、自分でゴールを設定し、トライ&エラーを通してアイデアを形にする創造力を養えるゲームです。まさにAI時代に求められるプログラミング的思考を育むことができます。
当社の教室では週1回(月4回)の授業を実施しており、そのうち4回目は発表の場に当てています。人前で自分がどのような目的を持って、どのようなものをプログラミングで表現したのか。保護者の方々が見守る場で自ら発表するのです。毎回この発表会を見る度に、子どもたちの自由なアイデア・創意工夫の可能性に驚かされています。
例えば、「ピラミッドをつくる」という課題に対して、ピラミッドを逆さまにしたり、中に水を入れて魚が住んでいるピラミッドを制作したり、私たち大人が思いつかないようなユニークなピラミッドがたくさん生まれました。プロクラでは自分で想像し、それをカタチにするまで試行錯誤を繰り返し、それを人前で発表する経験をたくさん積むことができます。
プロクラを展開するメリットは子どもの教育面だけではありません。主に地方の個人塾や中小学習塾にとっても塾生を集めるコンテンツとしての役割を担っています。当社が独自で開発している教材に加え、指導方法やカリキュラムなどは当社が全て提供します。ですから、フランチャイズ展開している学習塾では子育て中の主婦や大学生などが講師を担うことができます。
更に26年1月からKDDIと提携し、携帯ショップ「au Style」や「auショップ」でプロクラが正式コンテンツとして導入されました。他にもコワーキングスペースやスポーツジムなどにもご導入いただいており、習い事教室の枠を超え、子どもたちやその保護者様が気軽に学びに触れられる新しい学習拠点が増えています。プロクラの導入を通して、企業の経営改善や地域の雇用創出にも寄与していきたいと考えています。
世界が求める教育のSHOWROOMへ─。これが当社の目指す姿です。当社が届ける「教育」は無形だからこそ、導入企業様と「想い」を掛け合わせることで、保護者様・生徒さんに唯一無二のサービスとして届けることができます。
子どもたちへの教育は、その子の人生に大きな影響を与える「やりがい」があります。同時にそれは「大きな責任」も伴います。だからこそ、私は今後もこの重みをしっかりと受け止め、全力で子どもたちと向き合っていきます。