クレジットカード取引分析会社のIndagariが約2800万人の米国消費者の匿名決済データを分析した結果、Anthropicの「Claude」が有料消費者市場で著しい成長を遂げていることが明らかになった。
2026年1月以降だけで約75%の成長
一般消費者市場においても、生成AIといえば「ChatGPT」という構図に変化が起き始めているようだ。
Indagariのデータによると、2025年から2026年5月までの期間でClaudeの有料消費者数と収益はいずれも増加傾向を示しており、2026年1月以降だけで約75%の成長を記録したという。
3月にAnthropicが米政権による米国人の大量監視や自律型兵器への利用を拒否したことで一時的な急増が見られたが、その後も成長は継続している。
約2000万ユーザーを誇るAIスキル教育プラットフォームのDataCampでも、同様の傾向が確認されている。同社によれば、2026年初頭からClaudeへの関心が急上昇し、現在はサイト内の最多検索ワードが「AI」を上回り「Claude」となっているとのこと。
自己学習を行う個人ユーザーのClaudeコース需要はChatGPTの3倍に達し、直近30日間だけで需要が18倍に膨らんだという。ただし、市場全体ではChatGPTが依然として大きくリードしているようだ。
市場調査会社であるSensor Towerのデータによると、Claudeは全プラットフォームで今年好調な成長を示しているものの、有料ユーザー数ではChatGPTとの差は大きい。6月25日付のTechCrunchが掲載したユニーク月間ユーザー数グラフでは、ChatGPTが10億を上回っているのに対し、Claudeは2億を上回ったに過ぎないレベルだ。