Windows Latestは6月7日(現地時間)、「Windows 11's right-click menu causes misclicks because items keep loading after it opens, a fix is coming」において、Windows 11のエクスプローラーにおいて、右クリックメニューを開いた際の誤クリックを防止する機能が改善される可能性を伝えた。

Windows 11でなぜ誤クリックが誘発されるのか

Windows 11のエクスプローラーは、選択したファイルやフォルダーに応じてコンテキストメニューの内容を動的に変更する仕組みを備えている。この内容は動的に決定されるため、低スペックPCでは表示を完了するまでに数秒ほど時間を要することがある。

メニュー項目は順次追加される仕組みのため、表示後もメニューの内容や位置が変化することがある。その結果、クリックしようとした項目の位置がずれ、意図しない項目を選択してしまうケースが発生する。

この問題は一部ユーザーにストレスを与えており、速やかな改善が望まれていた。そして今回、MicrosoftのWindows Shell製品部門長を務めるTali Roth氏はXに投稿し、問題の解決に向けて取り組みを進めていることを発表した。

  • Tali Roth氏のXへの投稿

    Tali Roth氏のXへの投稿

原因はエクスプローラーの拡張機能

Roth氏によると、コンテキストメニューの読み込み速度が遅い原因は、エクスプローラーの拡張機能にあるという。具体的な解決策は定かでないが、Windows Latestは「分割コンテキストメニューの導入」が一役買う可能性を伝えている。

これはコンテキストメニューに拡張機能用のサブメニューを追加し、各拡張機能のメニューをその中に集約するアイデアだ。サブメニュー内では同様の問題が残る可能性があるが、最上位のコンテキストメニューの拡大は防止可能になる。

Microsoft、右クリックメニューの簡素化とカスタマイズを推進

Microsoftは前述の改善に加え、コンテキストメニューのカスタマイズ機能も提供予定とされる。これはWindowsおよびデバイスデザイン兼リサーチ責任者のMarcus Ash氏の投稿で明らかになった。

  • Marcus Ash氏のXへの投稿

    Marcus Ash氏のXへの投稿

同氏は「ユーザーが最もよく使用する機能に合わせ、カスタマイズできるようにする作業を進めています」と述べ、コンテキストメニューのカスタマイズ機能の追加を発表した。具体的な方法については近日公開予定としている。

カスタマイズ機能がエクスプローラーのコンテキストメニュー全体を調整できるかは定かでないが、拡張機能のメニュー調整が可能であれば、問題の発生頻度を抑えられる可能性がある。

これら改善の開発スケジュールは今のところ未定だ。現時点で実装時期や提供形態は明らかにされていない。今後のWindows Insider向けプレビュー版などで詳細が明らかになるとみられる。