北海道電力は5月22日、幕別町と「脱炭素社会の実現に向けた連携協定」を締結した。あわせて、町内の再生可能エネルギーを有効活用する「まくべつ卒FIT パブリックサポート事業(まくべつパブサポ)」を6月1日より開始すると発表した。

  • まくべつパブサポのイメージ図

    まくべつパブサポのイメージ図

協定の概要

同協定は、北海道電力と幕別町がこれまで脱炭素の取り組みや将来のまちづくりの在り方について継続的に意見交換を重ねてきたことを踏まえ、相互の連携を強化することで、幕別町の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させることを目的とするもの。

協定の名称は「幕別町と北海道電力株式会社との脱炭素社会の実現に向けた連携協定」。 幕別町が宣言した「ゼロカーボンシティまくべつ」の実現による地域経済の発展と振興を図ることを目的としている。

連携事項には、町内の再生可能エネルギー由来の環境価値を活用した公共施設の電力需要の実質的な脱炭素化、再エネ導入・省エネ化によるゼロカーボンの推進、持続可能なまちづくりの実現が含まれる。

「まくべつ卒FIT パブリックサポート事業」とは

あわせて開始する「まくべつ卒FIT パブリックサポート事業」は、町内の住宅などに設置された太陽光発電設備のうち、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)の買取期間が満了した設備を持つ顧客から、北海道電力が余剰電力(卒FIT電力)を買い取る取り組み。余剰電力に含まれる環境価値を幕別町の公共施設へ提供することで、脱炭素化を推進するという。

参加者には、要件を満たす場合、幕別町から幕別町電子地域通貨「まくPay」の1000ポイントが進呈される。

対象となるのは、Webサイト「ほくでんエネモール」から申し込み、まくべつパブサポ適用開始後1年間の買取電力量が1,670kWh以上の場合で、進呈は適用開始から1年後の1回とされる。

両者は今後、公共施設の省エネ化や再生可能エネルギー導入拡大、家庭における高効率機器の普及促進などに取り組み、幕別町における脱炭素社会の実現を推進するとしている。