北海道電力は4月27日、ゲットワークスと、北海道におけるAIインフラを支えるコンテナ型データセンター(コンテナDC)の新設・運用に関する業務提携を締結したと発表した。

  • コンテナDCの新設・運用で業務提携したゲットワークスと北海道電力のロゴ

    コンテナDCの新設・運用で業務提携したゲットワークスと北海道電力のロゴ

コンテナDC拠点「美沢の杜AIコンテナパーク」(苫小牧市)の運用開始

生成AIの急速な普及により、高い計算力を持つGPUサーバーを大規模かつ迅速に構築する必要性が高まっている。こうした中、迅速な構築が可能で高い拡張性を備えたコンテナDCは、有用な選択肢の1つになっているという。

ゲットワークスは、水冷・空冷双方のコンテナDC技術と、大量のGPUサーバー運用ノウハウを蓄積している。2026年3月28日には、同社の運用拠点として国内5例目となるコンテナDC拠点「美沢の杜AIコンテナパーク」(苫小牧市)の運用を開始した。

  • 美沢の杜AIコンテナパーク(苫小牧市)

    美沢の杜AIコンテナパーク

提携の概要

今回の提携では、両社のケイパビリティを共有・連携させることで、拡張性の高いコンテナDCの迅速な導入・展開を推進するとともに、運用効率化や再生可能エネルギーの活用による環境負荷低減、ワット・ビット連携を見据えたDCの分散化・仮想化、AI・GPUサービスの共同展開を目指す。

両社は主な取り組み項目として、北海道内の遊休地を活用したコンテナDCの立地検討、寒冷地コンテナDCにおける電力および水使用状況の分析と省エネ施策の検討、再生可能エネルギーの利活用検討、将来的なデマンドレスポンス(DR)活用の検討、AI・GPUサービスの共同展開の検討を挙げている。

北海道電力は、これまで北海道で事業を行ってきた強みを活かし、道内におけるDC展開に関する取り組みや、道内の電力特性を踏まえたDC運用を後押しできるよう努めるとしている。

ゲットワークスは行政とも連携しながら、北海道内に複数拠点のコンテナDC展開を推進し、北海道におけるAIインフラ強化や地域分散型DCの普及を環境負荷低減とともに促進するという。