Neowinは5月15日(米国時間)、「Windows 11 finally gets vertical and small taskbar in new update - Neowin」において、Windows 11の新機能「タスクバーの移動」および「小さなタスクバー」が正式導入されたと伝えた。
これら新機能は3月以降に複数回言及されていたが、実際の導入は確認されていなかった。今回、Experimental Build 26300.8493への搭載が明らかになったことで、“復活”が現実味を帯びてきた。
公式発表:Experimental Preview Build 26300.8493 - Windows Insider Program | Microsoft Learn
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Windows 11で「移動できるタスクバー」が復活
Windows 11ではタスクバーを画面下部以外へ移動できない仕様変更に不満の声が多く、一部ユーザーはStartAllBackなどサードパーティーツールを利用していた。
「タスクバーの移動」および「小さなタスクバー」はWindows Insider ProgramのExperimentalチャネルからリリースされたWindows 11 Experimental Preview Build 26300.8493に導入された。当該チャネルのユーザーは、アップデート後に新機能を体験できる可能性がある。
タスクバーの移動は、画面の上下左右へ移動する機能だ。設定アプリの「個人用設定」→「タスクバー」→「タスクバーの動作」から、上下左右のいずれかを選択できる。
Microsoftの発表によると、タスクバーの移動後もツールチップ、フライアウト、アニメーションのサポートは継続される。一方でタッチジェスチャー、検索ボックス、Ask Copilotの配置変更は開発中で、自動非表示およびタッチ最適化タスクバーは未サポートとされる。
小さなタスクバーにも対応、作業領域を拡大可能
小さなタスクバーは、アプリアイコンとタスクバーの高さを縮小する機能。設定アプリの「個人用設定」→「タスクバー」→「タスクバーの動作」の「タスクバーボタンを小さく表示する」から調整できる。
「常に」を選択するとアイコンとタスクバーの両方が小さくなり、デスクトップの作業領域を広げることができる。
まだ制限あり、ViVeToolによる有効化も可能
「タスクバーの移動」および「小さなタスクバー」の詳細は、公式ブログ「Improving Windows quality: Making Taskbar and Start more personal | Windows Insider Blog」からも確認できる。
これら新機能は段階的な展開の対象となっており、アップデート後にすべてのユーザーが利用できるとは限らない。しかしながらNeowinは、Xユーザーの@phantomofearth氏によって発見された手動による有効化手法を公開。サードパーティ製ユーティリティの「ViVeTool」を使用した次の手順で、機能を有効化できると明らかにした。
- 管理者としてコマンドプロンプトを開く
- コマンド「vivetool /enable /id:59213768,61090762」を実行する
- システムを再起動する
現在利用できる新しいタスクバーにはさまざまな制限があり、これら制限は今後のビルドで改善される見込み。Microsoftは不具合の発見や建設的な意見のあるユーザーに対し、フィードバックHubアプリの「Desktop Environment」→「Taskbar」にフィードバックを投稿してほしいと呼びかけている。


