Windows Latestは4月23日(現地時間)、「Microsoft just made Windows 11’s Drag Tray for sharing files less annoying, and it actually works now」において、Windows 11のドラッグトレイの名称が「ドロップトレイ」に変更され、サイズも縮小されたと伝えた。
ドロップトレイとは?どんなときに使う機能か
ドロップトレイはファイルをドラッグした際に画面上部に表示されるWindowsの共有機能だ。ドロップ領域が画面上部から下方向にせり出し、アイテムをそこまで移動させることで共有メニューを表示できる。
マウス操作の場合、共有メニューはファイルのコンテキストメニュー→「共有先」から表示できるため、利用する機会は少ない。一方でモバイルデバイスのタッチ操作ではコンテキストメニューの操作は煩わしく、大きな共有メニューを表示する同機能が助けになる。
なぜ使いにくかった?デスクトップアイコンが隠れる問題
従来のドラッグトレイは、画面上部に表示されるドロップ領域のサイズが大きく、デスクトップ最上部に配置したアイコンの多くを隠してしまうという問題があった。
主にモバイルユーザーの作業効率を向上させる便利機能だが、デスクトップ上のアイコンにファイルをドロップしたくても、アイコンが隠れてしまうことで操作できないケースが発生していた。
何が変わった?ドロップトレイ縮小で操作性はどう改善されたのか
そこで今回Microsoftはドロップ領域を大幅に薄く(縦方向に短く)する改善を導入した。共有メニューはアイテムを画面最上部まで移動することで表示する仕組みとなり、デスクトップアイコンの中央部分へのアクセスを可能にしている。
逆に使いにくくなる?新しい操作で気になるポイント
ただこの仕組みにも1つ懸念がある。共有メニューの表示位置は新旧でほぼ同じ位置のため、共有メニューにドロップするにはアイテムを最上位に移動してから少し下に戻す必要がある。
タッチパネルの端で正確な操作を要求する仕組みであり、センサーの反応が鈍くなっているデバイスでは操作を誤る可能性がある。この懸念はデバイス側の問題(寿命)のためMicrosoftに非はないが、気がかりな点と言える。
設定はどこに移動した?ドロップトレイのオン/オフ方法
ドロップトレイの設定は従来の「近距離共有」から「マルチタスク」に移動した。今後は設定アプリの「システム」→「マルチタスク」→「ドロップトレイ(Drop Tray)」から機能のオン/オフを切り替える必要がある。
ドロップトレイは5月にすべてのWindows 11デバイスに向けて展開を開始する予定とされる。そのため、4月末頃に公開が予定されているプレビュー更新プログラムが最初の正式リリースになる可能性がある。
