Windows Centralは9月22日、「The hidden Windows 11 trick I missed for years」において、Windows 11で簡単に音量の調整ができる小技を紹介した。2年前からある機能とのことだが、気がついていないユーザーも少なくないようだ。
目立たない小技が他にも潜んでいるかも
この機能は、タスクバーのボリュームアイコン上にマウスカーソルを持っていき、その状態でマウスホイールを前後に回すことで音量を調整できるというもの。通常であれば音量アイコンをクリックしてスライダーを動かすという手順になるが、この機能を用いればクリック操作を省略することができる。
この機能は特に新しいものではなく、Windows 11 バージョン22H2ですでに導入されていたとのこと。しかし、Windows Centralの記者をはじめとして、この機能に気が付いていなかったWindowsユーザーも少なくないようだ。筆者もその一人である。これまでどおりの方法でも大きな不便は感じないが、音量調整は頻繁に行う操作なので、操作を一手減らすだけで快適さが増す可能性が高い。
興味深いのは、デスクトップ上にある、日々使う機能の中に、このような小技が潜んでいたということだ。Windows Centralでは、Windowsにはこれと同じような小さな工夫が他にも隠されている可能性があると指摘している。革新的な新機能ばかりではなく、このような見落とされがちな小技の発見こそが、日常の作業の快適さを高めることにつながるのかもしれない。
