ファインディは6月23日、GitHubが提供する「GitHub Technology Partner Program」に、グローバルテクノロジーパートナーとして参画したことを発表した。
パートナーシップ締結の狙い
今回、国内外のソフトウェア開発組織の開発生産性・開発者体験を向上することを目的に、パートナーシップ締結に至ったという。
ファインディはGitHubの連携により、各種ツールの活用状況や効果、ワークフローの最適化など、開発ライフサイクル全体にわたる継続的な改善を支援する。また、開発生産性・開発者体験の向上を通して、企業のビジネスインパクト最大化にも貢献する。
具体的な取り組み
パートナーシップを通じて、ファインディが提供する経営と開発現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+」は、「GitHub Copilot」および「GitHub Actions」との連携を強化する。
「Findy Team+」は、GitHub、GitLab、Jiraなどの開発データを解析し、開発組織のパフォーマンスを測る国際的な指標やフレームワークに基づき、チーム・個人の両面から開発生産性・開発者体験の可視化・向上を支援する。
また、プロジェクトごとのリソース投資や成果の分析、生成AIによる開発状況の解析を通して、組織のボトルネックや注力すべき領域を明確にする。
「Findy Team+」で提供される新機能
今回のパートナーシップ締結により、「Findy Team+」において、「GitHub Copilot」利用データを分析する機能がリリースされる予定。この機能は「GitHub Copilot」の活用状況を「Findy Team+」上で可視化し、「GitHub Copilot」の活用により開発チームがどの程度生産性を向上させているかを把握することを実現する。
また8月には、「GitHub Actions」利用状況を分析する機能がリリースされる予定。この機能は、CI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)におけるテスト・デプロイ等の実行時間、失敗率、障害率などを「Findy Team+」上で可視化する。