ソフトバンクグループ(SBG)が2月12日発表した2025年3月期第3四半期(10~12月)の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が3691億円の赤字と、第2四半期(7~9月)の1兆1796億円の黒字から赤字に転落した。第3四半期におけるビジョン・ファンド(SVF)事業の投資損益が3527億円の赤字だったことが響いた。
ビジョン・ファンドの主要な出資先である中国最大の配車サービス会社の滴滴グローバル(DiDi Global)や、韓国のEC最大手クーパン(Coupang)の株価が軟調だった。為替差損も5409億円と影響が大きかった。