ユー ショーン・BoostDraft CEOの 「人生の転機」【CEOへの就任】

当社は、リーガルチェックの非効率を解消する法務文書エディタ「BoostDraft」を展開している法務DX企業です。

 テクノロジー領域に属する企業として、今のAI(人工知能)の進化の速さには注目していますが、一方でお客様である企業の側は、その速さに戸惑っている様子も見受けられます。

 我々は創業の時から、お客様の状況に合わせたサービス提供が企業文化となっており、営業を担当する社員にも製品をつくる社員にも浸透しています。

 大企業を中心に800社以上で導入が進んでいることに加え、五大法律事務所、大阪四大法律事務所でもご活用いただいています。これは共同創業者の渡邊弘が弁護士であり、法曹界での人脈が大きかったと言えます。

 さらにご評価いただいているのが「スピード」です。プロダクトの改善スピードが非常に速いと自負していますが、これは「誰が手掛けてもいいから、早くお客様に成果物をお示しする」ということを突き詰めているからこそできることです。そして、企業の規模を問わず、目の前のお客様の困り事の解決に力を注ぐことも我々の企業文化です。

 そんな私の転機はCEOへの就任です。共同創業者の渡邊と、エンジニア・経営コンサルタントの藤井陽平の時代から、私とCOOの堀内晴来に経営のバトンが渡されました。今は私自身、どんなCEO像をつくっていこうか考えているところです。

 私はWise、Skyscanner、Alibabaといった世界的テック企業で経験を積みましたが、学んだのは企業が成長することの重要性です。そのために今は「ハンズオン」で自ら手を動かすことが大事だと考えています。

 思い出しているのは高校時代に打ち込んだバドミントンでの経験です。この時の「1万時間の努力」が私の骨格を形成しました。エンジニアからプロジェクトマネージャーに転じようと考えた時も、毎日必死に勉強したことを思い出します。

 格闘技の経験も重要です。何度スパーリングで負けても諦めないという気持ちは、この会社に入ってから非常に役に立っています。今も格闘技の練習は私を前進させるエネルギーになっています。

 今後に向けては、お客様が変革に向けた決断をするためのサービスをトータルで提供できる企業になりたいと考えています。法務文書に関する無駄を究極的には「ゼロ」にすることが我々の目標です。そして日本にとどまらずアジア太平洋、さらには欧米でも通用するブランドとして成長したいと思います。

ブラジリアン柔術など格闘技にも打ち込む。「私を前進させるエネルギーです」と笑顔