KOKUSAI ELECTRICは9月18日、富山県砺波市で建設を進めていた新工場「砺波事業所」の竣工式を執り行った。

新工場の投資額は約240億円で、地上3階(一部4階)建て。同社の主力であるバッチ式の成膜装置や枚葉トリートメント装置などを手掛ける。

実際の工場稼働は10月からを予定しており、既存の富山事業所からの配置転換と新規採用を含め150人体制で始動するが、需要を見ながら人員の拡充も計画していくとしている。

なお、同社では世界的な半導体需要の高まりを背景に、生産能力を2030年度までに倍増させることを目指すとしている。