日立製作所(日立)は3月18日、スマートビル事業の拡大に向け、ビルシステムビジネスユニット(BU)とインダストリアルデジタルBUで展開している入退室管理システム「Access Control System」(ACS)事業を、4月1日からビルシステムBUに集約し、体制を強化することを発表した。

具体的には、インダストリアルデジタルBUのACS事業をビルシステムBUに統合し、日立産業制御ソリューションズのACS設計・開発・製造機能を日立ビルシステムに承継し、ACS製品・サービスの競争力を高める。

  • ビルIoTソリューション「BuilMirai」におけるACS事業の位置づけ

    ビルIoTソリューション「BuilMirai」におけるACS事業の位置づけ

ビルシステムBUは、ビルの多様なニーズに迅速に対応するため、ビルの稼働や利用状況のデータを一元化するビルIoTソリューションである「BuilMirai(ビルミライ)」を中核にスマートビル事業を展開している。

ビルシステムBUでは。ビル向けのACSをはじめとするセキュリティシステムを提供しているが、インダストリアルデジタルBUが手掛ける総合型入退室管理システム「秘堰(HISEKI)」などのACS事業を集約することで、「BuilMirai」を基盤としたスマートビルシステムを構成する製品ラインアップを強化する。また、ACSの開発リソースを集約することで、製品開発力を強化するという。

なお、「BuilMirai」は、さまざまなビル設備の稼働状況を遠隔で統合的に監視、分析できるデベロッパー向けのソリューションで、主に大規模ビルを対象とし、複数ビルを横断的に監視、分析できる。また、ビル設備のデータに加えて、ビル内のエリアごとの混雑度などの人流データを組み合わせて分析でき、ビル管理の効率化や利用者の快適性の向上、ビルの運営品質の維持・向上を実現するという。