ソフトバンクの子会社でIX(インターネットエクスチェンジ)事業を手がけるBBIXとNTTスマートコネクトは10月27日、データセンターコネクティビティー領域で協業契約を締結したことを発表した。今回の協業契約に基づき、BBIXはNTTスマートコネクトの「曽根崎データセンター」に、BBIXが提供する「Open Connectivity eXchange」(OCX)の接続拠点を2023年12月1日に開設する。

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    協業のイメージ

OCXは、BBIXとBBIXの子会社でネットワークソリューション事業を展開するBBSakura Networksが共に提供する、クラウド型ネットワークサービス。同サービスを通して、クラウドサービスやデータセンターへの高セキュリティー、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続を、顧客へオンデマンドに提供する。

NTTスマートコネクトは、西日本最大級のIX拠点として、関西圏のインターネット接続サービスの心臓部となっており、各データセンター間は、自社光ファイバーによって構内接続と同等の容易性で外部サービスとの接続を実現している。

今回OCXの接続拠点を開設する「曽根崎データセンター」は、主要ネットワークデータセンターの1つである他、最寄り駅から徒歩圏内と大阪府外からのアクセスも至便な好立地と、震度7の地震にも耐える堅牢性を併せ持った、都市型データセンター。

BBIXとBBSakuraのセキュアで高品質なクラウド型ネットワークサービスであるOCXと、NTTスマートコネクトのネットワーク通信網を組み合わせて、東日本と西日本におけるデータセンターの接続性を高め、顧客のビジネスの発展を通信ネットワークの分野から支えたい構え。